道の駅「230ルスツ」が新たなスタート
2025年4月18日、北海道の留寿都村に位置する道の駅「230ルスツ」がリニューアルオープンします。今回のリニューアルのテーマは「ルスツは、豊かさのはじまり。」。この新しい道の駅は地域住民と訪れる観光客の間に新たなつながりを生み出すことを目的としています。
ルスツ野菜の魅力を再発見
リニューアル後の道の駅では、特に「山麓留寿都」として地域の特産品であるルスツ野菜に特化した体験が提供されます。留寿都村の美しい山々に囲まれた場所で育まれた新鮮な野菜は、品質や味わいに対して妥協しない姿勢で栽培されています。具体的には、直売所の中央に「尻別岳」をモチーフにした暖簾が下がり、訪れる人々はその名の下で育てられた野菜の魅力を体感できます。
生産者からのメッセージ
直売所ではそれぞれの野菜の調理ビジュアルや生産者からのコミュニケーションが可能になり、人と人、また地域と訪問者との絆を強める作用を期待しています。また、品質を保証するために「手を抜かない」という基本理念に基づき、見た目だけでなく味や調理法にもこだわったルスツ野菜の価値を再定義。食文化の深化を目指しています。
「発酵」をテーマにした物販コーナー
リニューアルの大きな目玉の一つは、発酵による調味料が整然と並ぶ物販コーナーです。地域の豊かな野菜を活かした調味料や素材を引き出す商品が厳選されています。これにより、ルスツ野菜をただ売るだけでなく、調理を楽しむという手間をも大切にし、ブランドとしての地位を確立していくことを狙っています。
地域振興と観光の接点
道の駅「230ルスツ」は、地域振興と観光の架け橋としての役割を果たすことを目指しています。地域住民と観光客が自然体で出会い、交流できる場所を提案し、ルスツの持つ多様な魅力を伝えます。地域の方々との協力を深め、持続可能な観光の実現へと繋げていく方針です。
EZOCAポイントシステムの導入
さらに、道の駅では北海道で広く展開されているEZOCAポイントシステムの導入が決まりました。このポイントシステムは、近隣の加盟店で貯まったポイントを道の駅で使用できる仕組みを提供し、地域内での経済循環を促進します。
施設情報
- - 施設名: 道の駅「230ルスツ」
- - 所在地: 北海道虻田郡留寿都村字留寿都127-191
- - 電話番号: 0136-47-2068
- - 営業時間:
- 夏季営業 (4月~10月): 9:00~18:00
- 冬季営業 (11月~3月): 9:00~17:00
道の駅「230ルスツ」が、地域の農産物や文化、そして訪れる人々の心に豊かさをもたらす場所となることを期待して、四季折々の魅力を発信し続けていきます。