高津工場解体祭の報告
2025-06-30 15:34:06

地域と産業の力で創る未来のデザイン、高津工場解体祭の開催レポート

高津工場解体祭が盛況に開催されました



2025年6月14日、神奈川県川崎市高津区で開催された「高津工場解体祭」は、2300人以上の来場者を迎え、大盛況のうちに終了しました。このイベントは、地域と産業が融合し、未来をデザインすることを目的にしたもので、主催は株式会社都市テクノ、共催は日鉄興和不動産株式会社、協力は東京大学生産技術研究所の建物の保存保全に関する研究グループとhide kasugaグループ、さらに協賛は味の素食品株式会社が行っていました。

解体祭の意義



解体祭とは、取り壊される建物に感謝の意を表し、その場所の過去の記憶を振り返りながら、未来へと繋ぐイベントです。高津工場解体祭では、地域の住民や工場で働いていた方々が訪れ、まるで同窓会のような和やかな雰囲気の中で進行されました。参加者からは「このようなイベントを通じて、思い出を残すことができる」「工場が地域から愛されていたことを知った」という感想が寄せられました。

多彩なプログラム



今回の解体祭は、そのイベントタイトルとプログラムの親和性に重きを置き、多様なアクティビティを用意しました。地域の想いや産業の力を後押しするため、以下のようなプログラムが展開されました。

1. 味の素×スタンプラリー



来場者は会場内の体験プログラムに参加しスタンプを集めるスタンプラリーに挑戦。ミッションをクリアすると、味の素クノール商品が先着でプレゼントされました。

2. ものづくりワークショップ



地元企業のダイコー精機製作所が提供した旋盤を使ったロボット型ストラップ作りや、川崎北部少年少女発明クラブの万華鏡づくりなど、子どもたちが楽しめるものづくりに取り組む場が設けられました。

3. 防災・減災ゾーン



地域の避難場所としての役割を担う新しい施設に向けて、防災意識を高めるイベントも実施。川崎市男女参画センターの防災展示や高津消防署による煙体験ハウスが好評でした。

4. 車両展示とフォトブース



普段通勤や街で活躍する車両が展示され、子どもたちが記念撮影を楽しむ姿が見受けられました。ショベルカー体験は特に人気でした。

5. らくがきアート



解体予定の建物の壁や敷地がアートスペースとして利用され、ライブペイントやチョークアート、ガラス飾りアートなどが展開されました。クリエイティブな空間が広がりました。

6. 地域コミュニティゾーン



洗足学園音楽大学のアイドル「MARUKADO」によるライブイベントや、高津の街の記憶をアートで表現するワークショップなど、地域参加型のプログラムが充実していました。

7. キッチンカー



高津や川崎を拠点に活動している6台のキッチンカーも出展し、美味しい食べ物が提供され、来場者を楽しませました。

8. 解体と未来への理解



約4.6ヘクタールを誇る味の素高津工場は1962年に設立され、2021年に閉鎖。解体作業の工程を理解してもらうため、周知を図るプログラムも行われました。

地域と共に歩む未来へ



「高津工場解体祭」は、地域の想いと産業の力を結集し、「学び」と「遊び」をテーマに、参加者に新たな未来への期待を抱かせるイベントとなりました。これからも地域再生のきっかけを作るイベントを続けていくことで、皆様の記憶の一部として心に残る時間を提供できることを目指しています。


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会社情報

会社名
株式会社都市テクノ
住所
東京都港区芝二丁目5番6号芝256スクエアビル5階
電話番号
03-5446-1388

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