第一興商と北海道教育大学函館校の新たな取り組み
株式会社第一興商は、2024年4月から国立大学法人北海道教育大学函館校と包括事業連携を始め、11月から2025年1月までの3か月にわたり、地域の高齢者を対象とした介護予防プログラム『音楽を通じた健康づくり: Well Mu(ウェル ミュー) プログラム』を実施します。このプログラムは毎月1回、計3回行われます。
Well Muプログラムの特色
この『Well Muプログラム』では、北海道教育大学函館校内に設置されている「DKエルダーシステム」専用機「FREE DAM LIFE」を活用します。高齢者が楽しく音楽を使用しながら介護予防や健康増進に参加できるように、1,400以上の多様なコンテンツが提供されます。プログラムは同大学の学生が自発的に考案し、セッションを進行していく予定です。
開催場所と協力体制
事業は、第一興商がネーミングライツを取得した『FREE DAM Singingホール』で行われます。地域の社会福祉協議会との連携により、集客に関する課題も解消される見込みです。さらに、12月14日には福祉のまちづくりボランティア養成研修が同ホールで行われる予定で、北海道教育大学函館校の齋藤教授による講演やWell Muプログラムの演習も予定されています。
これまでの取り組み
第一興商と北海道教育大学函館校は、2024年3月18日に包括事業連携協定を締結し、4月から具体的な連携事業を始めました。以前から、同大学の学生主体で『FREE DAM LIFE』を活用した『まなびプロジェクト』なども展開しており、地域とのつながりを深めています。
今後の展望
今後第一興商は、歌と音楽を通して、大学や地方自治体と協力しながら社会福祉の向上に寄与していくつもりです。音楽を用いることで、地域の高齢者たちに楽しみながら健康づくりに参加してもらう場を提供できることに期待を寄せています。これは、健康だけでなく、地域の絆を深める重要な取り組みとなるでしょう。
参考リンク
この取り組みは、地域社会に幸せと健康をもたらす一助となることでしょう。第一興商と北海道教育大学函館校の協力が、さらなる成果をもたらすことを期待しています。