「推し活」に使うクレジットカード、50%以上が利用経験あり！魅力と実態に迫る

クレカを通じた「推し活」の実態

最近、クレジットカードがオタク文化において重要な一部となっています。推しのキャラクターやアーティストとのコラボレーションカードが多く登場する中、ファンたちがどのようにこれを利用しているのか、株式会社NEXERによる500人への調査から見ていきましょう。

調査概要

この調査は、2024年8月13日から8月22日までの期間に、推しがあると答えた全国の男女500名に対して行われました。結果では、一般的なクレジットカード使用者の間では推し活の影響が特に顕著であることが浮き彫りになりました。具体的には、「推しがクレジットカードとコラボしたことがある」と答えた人は23.6％、そのうちのおよそ51.7％が実際にそのカードを使用した経験があるとしています。

クレカを使った理由

推しのクレジットカードを使ったことがあると回答した人々の多くがその理由として挙げたのは、主に「使うことが楽しい」「デザインが好き」といった感情面の要素です。例えば、20代の女性からは「そのカードを使ってポイントを貯めると推しのアイテムと交換できるから」という意見がありました。このように、実際に推し活に役立つ存在としてクレジットカードが機能していることがわかります。

デザインの影響

クレジットカードのデザインが選択に与える影響も無視できません。「見た目が可愛いし特典グッズがもらえたから」との理由でカードを選ぶ人も多く、デザイン性はファンにとって非常に重要な要素であることが明らかになりました。一方で、推しがコラボしていても「普通のデザインの方が好み」といった意見も多く、古典的なスタイルを好む人も存在します。

利用目的は多様

調査の中で、推し活目的で新たにクレジットカードを作った人の84.1％が「現在もそのカードを利用している」と答えました。これは、クレジットカードとしての機能だけでなく、精神的な視点からもそのカードが役立っていることを示しています。「利用時に推しの芸能人と一緒に買い物をしている気分になる」と語る60代男性のように、推しとのつながりを感じながら嬉しさを実感している人も多いようです。