ベントレー新エンブレム
2025-07-02 10:31:05

ベントレーの新たな歴史の一ページを飾る新エンブレム「ウィングドB」を発表

ベントレーの新エンブレム「ウィングドB」が誕生



2025年7月1日、ベントレーモーターズはその歴史において4度目となる新エンブレム「ウィングドB」を発表しました。この新しいエンブレムは、会社設立106年という節目の年における重要なマイルストーンであり、ブランドの未来を見据えた革新を象徴しています。

新エンブレムの誕生とその意義



「ウィングドB」は732月8日に発表予定の未来型コンセプトカーに装着され、この日にあわせて新設されたデザインスタジオの開所式でも披露されます。この発表はベントレーのブランドとデザインにおける未来に対する明確なビジョンを示すものです。

初代の「ウィングドB」は1919年にF.ゴードン・クロスビーによってデザインされ、スピードとパフォーマンスの象徴としての役割を果たしてきました。それから幾度も姿を変えながらも、ベースには受け継がれた優れたデザインの哲学があります。新しいエンブレムは、これまで以上に大胆で象徴的な進化を遂げており、ベントレーの次なる章への一歩を示しています。

新エンブレムのデザインプロセス



デザインディレクターのロビン・ペイジが率いる社内チームが、創造性と緻密さを結集した結果生まれたこのエンブレムは、ブランドのDNAを未来へと受け継ぐものになっています。新デザインの開発には全デザインチームを対象としたコンペティションがあり、その中から選ばれたデザインが採用されました。特に特徴的なのは、ダイヤモンドパターンの翼と中央に位置する「B」の部分です。これは、過去の伝統を守りつつも現代的な解釈を加えたものです。

エンブレムは、よりシャープでダイナミックな印象を与え、まるでハヤブサの鋭い羽根の動きを想起させる形状に仕上がりました。全体的なシルエットはクリーンで洗練されており、視覚的にも高級感が漂います。また、エンブレムの「B」は単独でベントレーのシンボルとしても機能するようにデザインされており、ロゴや他のグラフィック表現にも活用できる柔軟性を持っています。

ストーリーとしてのエンブレム



ベントレーのエンブレムは、創業以来一貫して「B」の文字を中心に配した両翼のデザインが特徴です。この形は、1919年の創業者W.O.ベントレーが志した「卓越したパフォーマンスの追求」という理念を象徴しています。第2世代のエンブレムは1931年にロールス・ロイスの傘下に入った際に誕生し、長きにわたり使用されることとなりました。

その後、1990年代に姿を変え、2002年にフォルクスワーゲングループによる買収後には新たな面貌が与えられました。今回の「ウィングドB」は、その伝統を受け継ぎながらも、今後のベントレーを象徴する新たなアイコニックなデザインとして位置づけられています。

未来のベントレーを見据えて



新しいエンブレムの発表は、2025年7月7日に英国クルー本社の新デザインスタジオ設立式で正式にお披露目される予定です。このスタジオは、ベントレーのデザイン創造における新たな拠点となります。新エンブレムとそれに装着されたコンセプトカーは、ベントレーの力強く革新的な未来を象徴する存在として、多くの期待を寄せられています。

デザインディレクターのロビン・ペイジ氏は、「新エンブレムは、クリーンでシャープな印象を持ちながら、同時にブランドの1世紀にわたる歴史を背負っています。これは単に視覚的な変化をもたらすだけでなく、ベントレーの文化全体を次の世代に引き継ぐ重要なステップです」と述べています。

おわりに



ベントレーの新エンブレム「ウィングドB」は、ただのデザインの変更を超え、ブランドの未来に向けた新たなメッセージを発信しています。今後、どのようにこの新しいデザインが市場に影響を与えていくのか、一層の注視が必要です。


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会社情報

会社名
ベントレー モーターズ ジャパン
住所
東京都品川区北品川4-7-35御殿山トラストタワー18F
電話番号
03-3588-3270

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