「Varyon」- 3D空間データの新世代ソリューション
株式会社iishinaが新サービスとして提供を開始した「Varyon(バリオン)」は、さまざまな形式の3D空間データを、Webブラウザ上で簡単に表示・編集・共有できるSaaSです。このサービスは点群データ、メッシュ、3D Gaussian Splatting、3D Tiles、360°パノラマなど、多様なデータ形式に対応しています。
概要と特徴
Varyonは、ユーザーが特別なアプリケーションをインストールすることなく、Webブラウザだけで3D空間データを操作できます。さらに、公開用のURLを生成できるため、異なる関係者同士でのデータ共有もスムーズに行うことが可能です。これにより、建築、建設、不動産、文化財、インフラ業界などで、データの確認や説明、共有をより効率的に実施することができます。
開発背景
近年、建築や建設、不動産の現場では、3Dスキャンやドローン測量、写真測量、360°撮影が進化しています。しかし、その一方で、得られた空間データを効果的に確認・共有・比較するための環境は整っておらず、現場担当者や設計者、クライアントとの間での情報共有が円滑に行われていないため、意思決定のスピードが落ちてしまうことが多々ありました。Varyonは、そのような問題を解消するために設計されています。
Varyonの主要機能
1.
様々なデータ形式に対応:点群(.ply / .e57 / .las / .laz)、メッシュ(.glb / .gltf / .obj)、360°パノラマ(.jpg / .webp)など、多様な3Dデータを一元的に利用できます。
2.
ブラウザでの利用:WebGLに対応したブラウザがあれば、スマートフォンやPCでシームレスに操作が可能。インストール不要で、どこでもアクセス可能です。
3.
共有が簡単:公開ビューア用のURLを作成し、クライアントや関係者と簡単に3D空間を共有できます。パスワード保護やリンクの有効期限設定も可能です。
4.
実用的な機能:計測、アノテーション、ビューポイント保存機能を備え、技術的な確認や説明業務に幅広く利用できます。さらに、時間経過に伴う比較も可能です。
5.
セキュリティ重視の設計:データの暗号化やアクセス制御を実施しており、機密性の高いデータを安全に取り扱います。
想定されるユースケース
- - 建築分野:Gaussian Splattingで再現された空間にCADモデルを重ねて、寸法確認やプレゼンテーションに利用。
- - 不動産分野:360°パノラマを利用したバーチャル内見で、物件の確認を円滑に行う。
- - 文化財・研究分野:高精細なスキャンデータを共有し、アノテーション機能を通じて学術的な用途に活用。
料金プラン
Varyonは、個人利用から法人利用まで、規模に応じた多様なプランを用意しています。基本的な機能は無料で利用でき、さらに機能を拡張したい場合には月額料金でプランを選択可能です。
- - Freeプラン:月額0円で基本エディタと公開ビューアを利用可。
- - Liteプラン:月額1,000円でパスワード保護や基本アナリティクスが利用可。
- - Proプラン:月額3,000円でより詳細な機能を追加。
今後の展開
今後、株式会社iishinaはVaryonを通じて3D空間データの活用を促進していく方針です。新機能の追加や事例の公開、企業向けの特別な機能の開発など、多岐にわたって展開していく予定です。また、スマートフォン向けアプリの導入も計画しており、ますます便利で身近なサービスに進化させる考えです。
コメント
株式会社iishinaの代表取締役である纐纈 修氏は、「3D空間データの取得は進化しているが、それを共有・活用できる環境はまだ発展途上です。Varyonが多くの業務現場で活用されることを目指します」と述べています。
会社概要
会社名:株式会社iishina
所在地:東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4F
コーポレートサイト:
https://iishina.jp
Varyonは、業種を問わず、広範な業務での3D空間データの活用を可能にする新たなツールとなるでしょう。