社会課題解決プロジェクト
2019-07-19 09:00:21

複数セクターが協力して社会課題を解決する新プロジェクト始動

社会課題解決に向けた新たな試み



この度、多様な企業やNPOが協力し合い、社会問題に取り組むプロジェクト『Hs’ Social Impact Lab』が始動しました。本プロジェクトの特徴は、参加者がただのアイデア出しに留まらず、自分たちがアクションを起こす「全員チェンジメーカー」として活動することです。様々なセクターを超える協力が求められる中で、具体的な成果を生み出すことを目指します。

プロジェクトの狙い



H’sは、社会課題の解決に向けて、特に「孤立を抱える子どもや若者、特に少年院出院者に対する社会的包摂力を高める」ことに焦点を当てています。このテーマは、インクルーシブな社会が求められる中でも、見過ごされがちな問題であり、多くの人が意識しづらいのが現実です。

プロジェクトの進行には、クライアントである日立製作所のCSR部の協力を得て、従業員のイノベーションを促進する施策の一環として取り組まれています。これにより、企業が持つリソースを活用して、持続可能な社会の実現に向かうことが期待されています。

社会課題解決における大企業の役割



社会課題の解決は単独の取り組みでは難しく、特に大手企業の協力が不可欠です。SDGsやESGの観点から、企業は社会に対する貢献を求められていますが、短期的利益を優先しがちなビジネス環境では、社会課題にリソースを投じることが難しい現状があります。本プロジェクトでは、企業が中長期的な視点で参加し、真の変化を促す取り組みを推進することを目指しています。

社会的インパクトの評価



本プロジェクトは、NPOのソーシャルバリュージャパンとも連携し、社会的インパクトの評価を行います。これにより、プロジェクトから生まれる価値を定性的・定量的に評価し、次のステップの判断材料を提供します。

参加者の自発的な関与を促進



特に、プロボノ活動を通じて企業の従業員がNPOを支援する機会が増えてきています。Hs’では、社会課題を自らの課題として受け入れ、行動するための支援を行います。また、組織間の共創を促進するため、インナーテクノロジー探究家の三好大助氏と協働することで、参加者が実行力を身につけられるような環境を整えています。

次世代の経営人材育成



このプロジェクトは、次世代の経営リーダーの育成に注力しています。複雑な社会での意思決定が求められる今、参加者は自ら行動し学ぶことで、事業性と社会性の両面を考慮した視点を養います。Learning By Doingの原則に基づき、実践的なスキルと洞察を身につけることができるのです。

プロジェクトの進行状況



Hs’ Social Impact Labは、約半年間のプロジェクトで、参加者は月に一度フォーラムを開催、各自が連携するプロジェクトワークを進めていきます。プロジェクトはすでに開始されており、今後は以下のスケジュールで進行する予定です。
  • - 定例会: 8月5日、9月3日、10月4日、11月1日
  • - 最終報告: 12月4日

さまざまなセクターの参加が期待される中、新たな価値創造と社会的変革の実現に向けて、全員が協力して進んでいきます。

会社情報

会社名
ハバタク株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町3-21ちよだプラットフォームスクウェア4F
電話番号

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