中部電力ミライズが提案する食品衛生管理への新たなアプローチ

中部電力ミライズ、食品衛生管理への新たな支援体制を発表



中部電力ミライズは、名古屋市中区にあるBAUM HAUS内に「Food DX Salon(フードディーエックスサロン)」を開設し、食品衛生管理に関するコンサルティングサービスの提供を開始しました。この取り組みは、2021年6月からHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)による衛生管理が義務化される中、食品関連事業者のニーズに応えることを目的としています。

HACCP導入の背景


2018年の食品衛生法改正以降、食品の製造・加工・販売に関わる事業者は、HACCPに基づいた衛生管理を求められています。この法律のもとでは、重要な危害要因を特定し評価して管理することが求められ、一部の事業者からは「導入方法がわからない」「リソースが不足している」といった声が寄せられています。中部電力ミライズは、こうした課題を受けて、専門的なサポートを提供することにしました。

Food DX Salonの概要


新設されたFood DX Salonでは、HACCPに関する基本的な説明や導入に関するコンサルティングサービスが行われます。また、現地及びオンラインで参加できる「HACCP導入セミナー」を開催し、実務的なアドバイスを提供します。これにより、事業者が求める衛生管理体制の構築を支援します。

セミナー内容とスケジュール


HACCP導入セミナーでは、次のプログラムが用意されています:
1. HACCP基礎講座
2. 参加者の課題に対するアドバイス及び意見交換
3. BAUM HAUSでのHACCP取り組み見学

2023年3月に3回開催されるセミナーには、各回10名程度の参加が予定されています。定員が埋まり次第、申し込み受付を終了しますので、参加希望者は早めに申し込むことをお勧めします。

施設の特徴


BAUM HAUSは、2021年に名古屋市・栄にオープンした、食の未来をテーマにした複合施設です。1階には、バウムクーヘンを提供するスイーツショップやデリ、ベーカリーが揃うフードホールがあり、2階にはアバターロボットが設置されたシェアオフィスがあります。この施設は、食や飲料に関するさまざまな取り組みを推進する拠点ともなっています。

申し込み方法と問い合わせ


HACCP導入セミナーへの参加は、事前予約が必要です。公式サイトから申し込むことができます。また、Food DX Salonに関する問い合わせは、電子メールで受け付けています。

まとめ


中部電力ミライズの新たな取り組みは、HACCP導入が求められる中で、食品事業者が直面している課題に応えるものです。専門的な知識と経験を基にした支援により、事業者がHACCPを適切に導入し、安全な食品取引を実現できるよう期待されています。今後もこのようなサービスの拡充に注目が集まります。

会社情報

会社名
中部電力ミライズ株式会社
住所
愛知県名古屋市東区東新町1番地
電話番号

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