未来のエンジニア育成
2019-06-06 14:34:44

未来のエンジニアを育む新たな学びの場『MAKERSLOAD』

未来のエンジニアを培う『MAKERSLOAD』



はじめに


新しい時代の教育が求められる中、小学生を対象にした本格的なエンジニアリング教育の場が誕生しました。それが、マイコンボード『SchooMy(スクーミー)』を用いた学びのプログラム『MAKERSLOAD』です。これは、ただプログラミングを学ぶだけではなく、実際に社会の問題を解決するための応用が求められる、まさに「ものづくり」の未来を見据えた教育プログラムです。

教育プログラム『MAKERSLOAD』の特徴


『MAKERSLOAD』は、まず自分が楽しむものを作り、そこで得た経験を通じて、次第に身近な地域や社会全体の課題に取り組むプロジェクトへと発展させていきます。このような流れで学ぶことにより、子どもたちは論理的思考能力や問題解決能力を養うことができます。

教材と授業内容


授業では、パズルやロボットを動かすところからスタートし、徐々に複雑な課題へ挑戦する流れになります。最初に、プラレールを使用して「電車が通ったら光る」といった簡単なプログラミングから始まり、地域のデータを取得する装置の開発へと進んでいく設計がされています。また、実際の農家さんと連携して農業課題を解決するための装置開発も行われており、実用性の高い学びが展開されています。

他の教育プログラムとの違い


このプログラムは、単なるプログラミング教育に留まらず、子どもたちが実際の社会で直面している課題に対して、テクノロジーを用いた解決策を導き出すための議論を促します。たとえば、自治体や企業との連携により、ビジョントレーニング用の装置開発や、防犯のためのデバイス開発など、具体的なプロジェクトが進行中です。

学習の成果と実績


これまでに、広島県の福祉施設や山梨県の農業関連など、さまざまな分野で実績を上げています。特に、都内の玩具メーカーと協力して、子どもたちのアイデアが商品化されるという成功事例もあり、ギフトショーでも展示されるなど注目を集めました。

参加する生徒たちの成長


プログラムに参加する生徒たちは、ただ知識を得るだけでなく、企業の社長や行政の方との交流を通じて、人脈作りやコミュニケーション能力も磨かれます。特にハイクラスの生徒は、自分名刺を持ち、さまざまな人とのやりとりを行います。

親からのサポートも重要


この教育プログラムでは、ご家庭での保護者の声かけも重要です。「こんなことで困っている」というシンプルな問いかけが、子どもたちにとって問題解決のヒントになることがあります。また、この講座では英会話のカリキュラムも用意されており、国際的な視野を持った学びを提供します。

結論


『MAKERSLOAD』は、次世代を担う子どもたちに実践的なスキルを身につけさせるためのプログラムであり、単なる学びの場を超えて、地域課題解決に寄与することを目指しています。これからも多くの子どもたちが、ここで培った経験を基に新しい世界を創造していく様子に期待がかかります。

会社情報

会社名
株式会社ライカーズアカデミア
住所
山梨県山梨市小原東381いせやビル303
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。