株式会社オリィ研究所が提供する新しい働く機会
株式会社オリィ研究所は、特に肢体不自由な方々に向けて、2026年10月に始まる「OriHimeインターンシッププログラム」を発表しました。このプログラムは、分身ロボットOriHimeを使用し、外出が難しい12歳から25歳の若者が自宅からカフェでの接客体験を通じて働くことを学ぶという画期的な内容です。
プログラムの目的と背景
障害を持つ子どもたちは、特別支援学校で必要なサポートを受けていますが、卒業後は進学や就職の機会が限られています。この状況を打破すべく、オリィ研究所では2021年からOriHimeを使用した実証実験を行い、2025年には全国の肢体不自由者を対象にしたインターンシッププログラムに発展させました。
このプログラムの実施によって、7割以上の参加者が「働きたい」という意欲の向上を実感しており、他の参加者や保護者からも変化の声が寄せられています。具体的には、仕事の楽しさを体験し、自分にできる選択肢を認識する機会となっています。
プログラムの構成
本プログラムは、次の3つのステップで進行します。
1.
研修: オンラインでのトレーニングを受け、OriHimeの操作方法や接客技術を学びます。
2.
実践: 日本橋のカフェで、実際にお客様に接客を行います。
3.
振り返り: 経験をもとに参加者同士で振り返り、成長を確認します。
参加者は自宅からOriHimeを使い、ZoomまたはGoogle Meetを通じてプログラムに参加します。すべてのプロセスが遠隔で行えるため、物理的な移動は必要ありません。
特徴的な支援とアプローチ
参加者一名に対して、先輩パイロット二名がサポートします。これは個別の指導が可能なため、参加者にとって非常に安心な環境です。また、トレーニング内容には基礎的なコミュニケーションスキルや職場の心構えを学ぶことも含まれています。これにより、参加者は自信を持って社会と関わり始めることができます。
募集情報
- - 参加対象: 日本国内に居住し、肢体不自由な12〜25歳の方。
- - 応募締切: 2026年9月30日(水)17:00。
- - 実施期間: 2026年10月14日(水)から12月1日(火)の間、計6日間。
参加希望者には、オンラインでの説明会が用意されています。詳しい内容は、オリィ研究所の公式ウェブサイトで確認可能です。
今後の展開
オリィ研究所はこのプログラムを継続的に実施する考えで、単なる職業体験ではなく、参加者が自分の将来を見つめ直すきっかけとなるような機会を提供していきます。障害を持つ若者が「働くこと」を当たり前の選択肢として捉えられる未来を目指し、さまざまなサポートを展開していく予定です。
企業情報
オリィ研究所は、「人類の孤独を解消する」という理念のもと、移動困難者の選択肢を広げるサービスを提供しています。分身ロボットの開発を通じて、社会から孤立しない生活をサポートしています。詳しくは公式サイトを訪れてください。