令和8年度「船員安全・労働環境取組大賞」受賞者発表
令和8年度の「船員安全・労働環境取組大賞」、通称「SSS大賞」が決定しました。この大賞は海事局が主催し、船員の安全や労働環境の向上に寄与する優れた取り組みを評価・表彰するものです。今回は8月に実施された選考委員会の結果、特に優れた4つの取り組みが選ばれました。受賞者は、
大賞1件と特別賞3件の計4件です。
SSS大賞の意義
「船員安全・労働環境取組大賞」とは、船員の安全性向上を目的とした施策の一環として実施される表彰制度です。この大賞の略称は「SSS(トリプルエス)大賞」、正式名は「Award for Safety and Smart Environment for Seafarers」となっています。海事局はこの制度を通じて、優れた事例の普及啓発を促進し、更なる労働環境改善につなげていくことを目指しています。
受賞取り組みの概要
大賞受賞者
- - 受賞者: 東亜建設工業株式会社 / 東亜海運産業株式会社 / 信幸建設株式会社
- - 取り組み名: 作業船員の水中転落を検知し、救助初動を支援する「広域通信型 落水者救援支援システム」。
この取り組みは、水中に落水した船員を迅速に発見し、救助活動を円滑に行うためのシステムであり、船員の生命を守る重要な役割を果たしています。
特別賞受賞者
以下の3組が特別賞を受賞しました:
1.
株式会社辰巳商会 / 玄海汽船株式会社
-
取り組み名: 実践型練習船 ケミカルタンカー「新玄海」の就航。
こちらの取り組みは、船員の実践的なトレーニング環境を提供することに焦点を当てています。
2.
津軽海峡フェリー株式会社
-
取り組み名: AI・DXを活用したISM連動型ヒヤリハット情報管理システムによる安全対策強化と船員労働環境向上。
この取り組みでは、ヒヤリハット情報の電子化を進め、ペーパーレス化を図ることで、無駄を省きつつ安全文化を醸成しています。
3.
株式会社西村組
-
取り組み名: “作業船”から“海上防災拠点”へ。
船員の命と地域の安全を守るための備蓄体制を構築することに重点を置いたプロジェクトです。
表彰授与式の詳細
- - 日時: 令和8年9月9日(水)13時10分
- - 場所: 国土交通省海事局長室(中央合同庁舎3号館9階、千代田区霞が関)
- - 内容: 海事局長より受賞者に表彰状が授与されます。
全体取材及びカメラ撮影が可能で、取材希望者は事前に連絡が必要です。
このような表彰制度の導入は、船員の労働環境を見直し、より多くの企業が安全性向上に目を向けるきっかけとなることが期待されます。
今回の受賞者を通じて、他の企業でも同様の取り組みが広がることを願っています。
お問い合わせ
本事業に関する詳しい情報は、海事局船員政策課労働環境対策室までお問合せください。
- - 電話: 03-5253-8111 (内線45-146、45-144)
- - 直通: 03-5253-8652
以上が令和8年度の「船員安全・労働環境取組大賞」に関する詳細です。船員の安全および労働環境の改善に向けて、さらなる取り組みが進むことを期待しています。