イオンディライト株式会社は、8月9日に東京本社で「こども参観日」を開催しました。このイベントは、従業員のお子さまやご孫さまに企業の仕事に親しみを持ってもらいながら、家族内の絆を深める目的で実施されたものです。また、働き方のバランスを社内に浸透させるための取り組みでもあります。
今年の参加者は5歳から12歳の子どもたち、総勢21名。参加者たちはこの貴重な機会を心待ちにしていました。当日、親子で楽しめる様々なアクティビティが用意されていました。最初のアクティビティは、子どもたちがそれぞれ手作りの名刺を持ち寄り、従業員との名刺交換を行いました。
各部署が工夫を凝らした「お仕事体験」では、施設管理の現場を疑似体験する内容が盛りだくさんでした。具体的には、計器を使った測定や金属探知機を用いた警備業務、業務用清掃用具を使った清掃体験などが行われました。さらに、最新の技術も体験できるように、スマートフォンを利用した検針作業やドローンの操作、さらには生成AIを使った業務も用意されていました。
参加したお子さまたちからは、興味深い感想が多く寄せられました。「ドローンを操作するのは難しかったけれど楽しかった」「救命体験では心臓マッサージの技巧が難しかった」という声や、「警備の体験が面白く、他の社員に無線で報告する時はドキドキした」という意見がありました。子どもたちが楽しみ、学びながらも、同時に職業の大変さも体感する場となったようです。
また、この「こども参観日」は、従業員自身にもプラスの効果をもたらしました。自分の仕事を楽しむ子どもたちの姿を見て、改めて業務の意義やワークライフバランスの重要性を再認識したことは、社員にとっても刺激的な経験だったと言えます。
イオンディライトは「お客さま、地域社会の環境価値を創造し続けます」という経営理念のもと、今後も「こども参観日」などの取り組みを通じ、従業員が充実した働き方を実現できる環境を整え続ける意向を示しています。このような催しを通じ、より良い施設環境を地域社会に提供し続けることが、企業の使命でもあるといえるでしょう。