ソニー銀行の子ども向け環境教育ワークショップ
2025年8月13日、ソニー銀行株式会社は「CurioStep with Sony」に基づいた特別ワークショップ「ドライフラワーでつくるアート作品ワークショップ」を開催しました。このワークショップは、未来を担う子どもたちに環境問題を考えさせることを目的としています。
「CurioStep with Sony」とは?
「CurioStep with Sony」は、子どもたちの好奇心や個性を育て、持続可能な未来を築く力を育成するための教育プログラムです。科学・技術・工学・芸術・数学(STEAM)分野を重視し、ソニーの革新的な技術と創造性を活用した様々なワークショップが提供されています。今回のワークショップも、その一環として実施されました。
ワークショップの内容
この日のワークショップには、18名の子どもたちが参加しました。日本サステナブルフラワー協会の講師が「フラワーロス」や「地球温暖化」といった重要なテーマについて教え、ソニー銀行からは企業の環境への取り組みが紹介されました。子どもたちは自分たちでできることを考え、環境問題への理解を深める貴重な時間となりました。
座学が終わると、山のように用意されたドライフラワーを使ってアート作品を作り始めました。ソニー銀行は、ソニー・ミュージックエンタテインメントの「Rebloom Flower Project」に賛同しており、ワークショップで使用したドライフラワーは音楽ライブイベントから回収された祝花を再利用しているのです。また、作品作りに使われたビンや袋も、社員から提供された素材を活かしています。
アップサイクルの学び
子どもたちは、捨てられる運命にあった花々を利用することで「アップサイクル」による価値の再創造を体験しました。参加者たちからは「ドライフラワーになった花が本当に素敵で驚いた」という感想や、「今後は何でも大切に使っていきたい」という意見が寄せられました。子どもたちが自宅でもできる取り組みを考え、環境への関心が高まったようです。
社員の子どもたちも参加
「CurioStep サマーチャレンジ2025」に先立ち、2025年7月29日にはソニー銀行の社員の子どもたち向けに特別ワークショップが実施されました。この取り組みを通じて、社員の家族も環境課題について考える機会を得ています。社内外でのサステナビリティ意識が高まることを目指しているのです。
これからの展望
ソニー銀行では、フラワーロスの解決に向けた活動を今後も支援し、持続可能な社会の実現を目指す方針です。銀行事業を通じた価値創出やSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指して取り組みを続けていくでしょう。このような教育プログラムを通じて、次世代の環境意識を醸成していくことが期待されています。