岐阜発！サウナハットメーカーが誕生させた全く新しい100円玉ケース「HOOLD」

岐阜県にある株式会社TAMAXは、サウナ愛好者に新たな便利アイテムを届けるため、100円玉専用ケース「HOOLD」を発表しました。この製品は、銭湯や温浴施設を利用する際に直面する「100円玉がない」という不便さを解消することを目指して開発されました。

HOOLDの特徴

HOOLDは、2枚の100円玉をすっきり収容できる設計がなされており、出し入れもスムーズです。特に、太めのショルダーバッグにも取り付けられるサイズ感と、簡単に取り外せるボタン構造が特徴です。これにより、持ち運びがとても簡単で、銭湯やサウナ利用時に重宝します。

開発の背景

キャッシュレス社会が進展する中で、銭湯や温浴施設では未だに現金、特に100円玉が必要な場面が多く見られます。実際に温浴施設を訪れた時、次のような場面に出くわしたことはありませんか？

- スマホは持っているけど、財布が手元にない
- 財布はあるのに、100円玉がない
- 下足ロッカーと脱衣場ロッカーでそれぞれ100円玉が必要

これらの経験を元に、同社は「返却される100円玉」を便利に持ち運べるアイテムが必要だと感じ、HOOLDの開発を開始しました。開発担当者は、実生活の中で感じたストレスを少しでも解消したいとの想いから、この商品に取り組むことになったと述べています。

商品購入と価格

HOOLDの価格は、1,500円（税抜）で、色はシックなブラックと目を引くレッドの2色展開です。温浴施設の帰りに、返却されたばかりの100円玉を財布に戻す手間を考えると、この小さなアイテムが日常のストレスを軽減してくれることでしょう。

開発者の情熱

開発担当の中澤さんは、実際に自身も銭湯に行く際に「タオルやサウナハット、回数券しか持っていかず、そのまま帰るなんて辛すぎる」と感じていました。この体験から、「HOOLD」は誕生したのです。また、玉腰さんも「誰かの心に響く商品作りを目指したい」と語っています。このように、実体験を元に開発された製品は、使う人々にとっての生活を少しでも快適にすることを願っています。

TAMAXの未来

株式会社TAMAXは、肩パッドや服飾部品の製造を50年以上行っていますが、今後もエシカルなものづくりを通じて、顧客の不便を解消する商品開発に努めていくことを誓っています。この会社は、リサイクル素材を使用した製品づくりに力を入れており、環境に優しい製品を通じた社会貢献も行っています。サウナ業界においても、高い評価を受けており、過去には人気クラウドファンディングを成功させ、他の多くの商品を開発しています。

さらに、2023年12月24日から25日に岐阜県各務原市の「恵みの湯」にてサウナハット体験会を開催する予定で、ここでHOOLDの先行販売も行われる予定です。サウナや銭湯が好きな方はぜひ、この機会をお見逃しなく！