木と紙の融合が実現する革新的な素材「WARP」
北海道旭川市の木製品メーカーMOKKOUが開発した、木と紙を組み合わせた新素材「WARP」が注目を集めています。
「WARP」は、紙のような薄さで、木材だけでは実現できない強度を備えています。最大の特長は、反りやすいという点です。従来の木工では、反りは避けたいものとされてきましたが、「WARP」は、その反りを素材の個性として捉え、デザインに活かしています。
「WARP」で生まれた個性的なプロダクト
MOKKOUは、「WARP」の特性を活かした、ユニークなプロダクトを展開しています。
WARP Tray
平たくたためるため、持ち運びにも便利な「WARP Tray」は、手帳の間に挟んだり、軽いものを乗せるのに最適です。
WARP Shoehorn
「WARP」の反りを生かした靴べら「WARP Shoehorn」は、薄くて軽く、携帯にも便利です。木材だけでは裂けてしまい、紙だけでは破れてしまうという課題を、両者の融合によって克服しています。
「MOKKOU」が目指すもの
2022年10月に設立されたMOKKOUは、マスタークラフトマンの佐藤誠さんと、アートディレクター/グラフィックデザイナーのゲンママコトさんの二人代表体制で、特注の受託製造を中心に、手のひらに乗るような小さな木製品を生産しています。
「MOKKOを世界の共通語に」というビジョンを掲げ、旭川・日本のものづくりを世界に発信していくことを目指しています。
「WARP」の可能性
「WARP」は、その特性から、トラベルアイテムやインテリア、建築資材など、さまざまな分野での活用が期待されています。木と紙の融合という革新的な素材は、今後、私たちの生活をより豊かにする可能性を秘めています。
MOKKOUの情報
株式会社MOKKOU
〒079-8451 旭川市永山北1条10丁目13番29号
電話:0166-76-4075
Webサイト:https://mokkou.world
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/mokkou_inc/
ショールーム・販売:旭川デザインセンター(https://asahikawadesign.com)