中高生が語る、SDGsの先にある未来と仕事のカタチ
「ヨリミチ部」は、港区立産業振興センターが主催する、年齢や立場を超えた人々が集い、自由な発想と対話を通して未来を創造していくための場です。2024年7月に行われた部会は、中高生が中心となり、「みんなの居場所はみんなでつくろう ~中高生が問う社会と仕事の未来~」をテーマに、熱い議論が繰り広げられました。
次世代を担う中高生たちのリアルな声
今回の部会では、社会やビジネスに対して、中高生ならではの率直な意見や疑問が飛び交いました。彼らは、学校で学んだSDGsの目標達成だけでなく、その先の未来を見据え、すでに社会に挑戦している同世代のゲストたちと、未来への問いを投げかけました。
ゲストスピーカー:社会に挑戦する中高生たちの熱い思い
ゲストスピーカーとして、社会に挑戦する中高生3名が登壇。それぞれ異なる分野で活動する彼らの経験や考え方は、参加者たちに大きな刺激を与えました。
KURUMIさん: Creative Guildでメディア発信やコンテンツデザインに挑戦する中学2年生。社会課題に関心を持つ中高生と繋がり、世代や立場を超えたイベントや勉強会に参加しています。
山口 大輝さん: 広島県内の高校生ジャーナリスト。技能実習生に焦点を当て、ドキュメンタリー動画制作を通じて社会問題を発信しています。
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福井 敬介さん: 2024年3月に高校を卒業し、ハンガリーへの留学を予定している社会起業家志望。多様性と共創を重視し、これからの社会に必要なリーダーシップについて探求しています。
「未来への問い」を共有し、世代を超えた交流
ゲストスピーカーたちの熱い想いは、参加者たちの心を揺さぶりました。学生時代から社会課題に取り組む彼らの姿は、未来への希望を感じさせるものでした。さらに、特別ナビゲーターとして、教育者でありNPO法人東京コミュニティスクール初代代表の市川 力さんが登壇。参加者全員で「未来への問い」に向き合い、活発な意見交換が行われました。
港区立産業振興センター:未来を創造する拠点
今回のイベントは、港区立産業振興センター内11階ホール小で開催されました。同センターは、「企業・人・地域の力」を結びつけ、未来発展型の産業振興拠点を目指しており、コワーキングスペースやビジネスサポートファクトリーなど、様々な取り組みを行っています。
「ヨリミチ部」から生まれる未来
「ヨリミチ部」は、これからも様々なテーマで部会を開催し、未来を創造していくための活動を続けていきます。年齢や立場を超えて、自由な発想と対話を通して、共に学び、共に成長していく場として、今後も注目していきたいです。