質の高いインフラを目指す!第8回JAPANコンストラクション国際賞の募集開始

「第8回JAPANコンストラクション国際賞」募集が始まる



令和6年12月19日、国土交通省は「第8回JAPANコンストラクション国際賞」の募集を開始した。この賞は、質の高いインフラを体現するプロジェクトや企業を表彰し、日本の建設・不動産業界の海外展開を促進することを目的としている。

賞の概要



「JAPANコンストラクション国際賞」通称「ジャパコン」は、日本企業が海外で実施した建設・開発プロジェクトや、海外で先導的な役割を担う中小企業、質の高いインフラの実現に向けた研究開発・人材育成事業を評価するものである。具体的には、以下の3つの部門に分かれている。

1. 建設・開発プロジェクト部門


この部門は、平成30年度から令和4年度に完工した建設・土木・開発プロジェクトを対象とし、日本の企業が海外で計画・施工・管理したプロジェクトが該当する。

2. 中堅・中小建設企業部門


資本金3億円以下または従業員数が300人以下の中小企業、もしくは2000人以下の中堅企業が対象で、海外での事業活動を行っている企業が応募可能である。

3. 先駆的事業活動部門


この部門では、企業や学術機関が取り組む研究開発や人材育成事業が評価され、継続中または過去に実施されたプロジェクトが対象となる。

応募方法



参加を希望する企業は、国土交通省の特設サイトにアクセスし、所定の申込書に必要事項を記入の上、事務局へ提出する必要がある。応募締切は令和7年2月28日(金)18時までとなっているため、早めの準備が求められる。さらに、応募に関するポイントを解説するオンライン説明会も開催される予定で、令和7年1月30日(木)に実施される。

選考と表彰



審査は、有識者から成る「海外インフラ展開に関する表彰についての検討・審査委員会」によって行われ、国土交通大臣からの表彰が行われる。受賞企業は、国土交通省のインフラシステム展開活動の一環として広報され、商業活動にも活用できるチャンスが与えられる。

このように、多様な企業が自らの成果を広くアピールできる場として、この国際賞は大きな意味を持つ。各企業の奮闘が、今後のインフラ整備や国際展開に寄与することが期待される。この機会に、自社の取り組みを世界へ発信してみてはいかがだろうか。

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