JVCケンウッドが光触媒除菌消臭機を寄付
株式会社JVCケンウッドは、京都市に自社製の光触媒除菌消臭機を寄付した功績が認められ、「紺綬褒章」を受章しました。この栄誉は、日本の公的な栄典制度の一つで、公益に寄与した個人や法人に贈られます。今回は、特に教育現場の環境改善に寄与した点が評価されました。
寄付の背景と経緯
企業理念に基づき、JVCケンウッドは「感動と安心を世界の人々へ」という基本方針のもと、持続可能な社会の実現に貢献するための施策を展開しています。その一環として、同社は地方自治体において小・中学校や保育園、児童館、高齢者向けの福祉施設などに光触媒除菌消臭機「fresair(フレセア)WL-AC1000」を寄付しています。
2024年3月には、京都市立のすべての学校と幼稚園に257台の除菌消臭機を寄付し、空気環境の改善に取り組みました。その後、京都市の推薦を受け、紺綬褒章を受ける運びとなったのです。
評価の声
京都市教育長の稲田新吾氏は、寄付による効果として「子どもたちが安全に学べる環境づくり」という重要な課題の解決に直結していることを強調しました。「教室や保健室、職員室といった多くの人々が集まる空間の空気環境改善に寄与し、フィルター交換や窓の開閉が不要となったため、教職員からも『空気が清々しい』との声をいただいている」と述べています。
また、稲田氏は江口CEOと直接懇談する中で、企業理念に対する誠実な姿勢や未来を担う子どもたちへの思いやりに感動したと語り、今後のさらなる理解と支援をお願いしました。
持続可能な社会へ向けて
今後もJVCケンウッドは「感動と安心を世界の人々へ」を実現するための製品やサービスを提供し、持続可能性を考えた経営を推進します。「利益ある成長」と「グローバルな社会課題解決」を両立させることを目指し、企業価値の向上と社会への貢献を継続する意向です。
このような企業資源の有効活用と社会貢献への取り組みは、これからの企業活動にとってますます重要な要素となるでしょう。JVCケンウッドの取り組みは、他の企業や団体にとっても良い手本となることが期待されます。
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