エニキャリ、大阪エリアに都市型EC配送サービスを本格導入！

エニキャリ、大阪エリアでの都市型EC配送サービス開始

株式会社エニキャリは、2025年8月13日より大阪市を起点に、カラーコンタクトレンズの通販サイト「モアコンタクト」の運営を行う株式会社Rise UPとの提携により、大阪市外の吹田市や枚方市を含む広域で都市型EC配送サービスを本格的に導入します。これにより、東京都内での実績に基づいたラストマイル小型配送のノウハウが大阪へ進出し、より多くのユーザーに利便性の高い配送サービスを提供することを目指します。

取り組みの特徴

エニキャリとRise UPの連携によって、市内からより広範な地域への配送が可能となります。以下のような特徴があります。

1. 広域配送への対応
ラストマイル配送に特化したエニキャリのノウハウを活用し、大阪市内から周辺の市への小型荷物配送が効率的に行われます。

2. リアルタイム追跡機能
独自の配送管理アプリ（ADMS）を使用することで、発送から配達までの状況をリアルタイムで確認でき、顧客にとっても非常に便利なサービスとなります。

3. 高品質かつコストパフォーマンス
大手宅配業者と同等以上の品質を確保しつつ、柔軟な配送設計を行い、リーズナブルな料金で提供します。

事業展開の背景

近年のEC市場の拡大に伴い、小型荷物の配送需要が高まっています。しかし、2024年4月から施行されるトラックドライバーの時間外労働規制（物流の2024年問題）によって、物流業界全体でコスト上昇の懸念が生じています。このため、スピードが求められる商材、特にカラーコンタクトレンズのような商品の配送には、従来の宅配網だけでは十分に対応することが難しくなっています。

こうした現状を背景に、Rise UPは、エニキャリが持つ小型荷物配送の専門知識と、効率的な配送ネットワークを評価し、今回の提携を実現しました。

配送の流れと仕組み

Rise UPが運営する「モアコンタクト」では、大阪市内の倉庫で商品の検品や出荷が行われ、その後、大阪府門真市のトランスファーセンターで方面別に仕分けされます。これをエニキャリの共同配送ネットワークを通じて、顧客の元へ配達される流れです。ADMSを使用することで、ピッキングから配達までの全工程をリアルタイムで管理し、誤配や配送遅延のリスクを低減させることに成功しています。

今後のビジョン

エニキャリは今後、関西全域への配送エリアを拡充するとともに、当日配送や置き配といった新しい配送手段についても導入を進めていく考えです。このことで、より持続可能で、利便性の高い小型荷物配送インフラの確立を目指します。また、このモデルは他のEC企業にとっても再現可能な選択肢として活用できるよう、ネットワークと仕組みの強化を続けていきます。