株式会社コンヴァノが発表した2027年3月期第1四半期決算
株式会社コンヴァノ(東京都渋谷区、証券コード:6574)が2026年8月14日に発表した2027年3月期第1四半期決算は、目を見張る成長を示しました。この報告は、2026年4月1日から6月30日までの期間における連結業績に基づいています。
売上収益の大幅増加
今回の決算では、売上収益が69億7万円となり、前年同期比でなんと554.5%の増加を記録しました。前年度の売上収益が約10.6億円だったのに対し、今年はその飛躍的な成長が際立っています。特に、コンサルティング事業が成長をリードし、営業利益も大幅に増加しました。
営業利益は19億3,700万円、前年同期は1億7,300万円でした。税引前利益も前年同期比の増加を受けて19億4,100万円となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は11億9,500万円と925.8%の驚異的な成長を達成しました。
コンサルティングとヘルスケア事業の成長
コンヴァノの成長を支えているのは、ネイル事業をはじめとするほか、コンサルティングやヘルスケア、さらにAI関連事業です。特にコンサルティング事業は、連結子会社である株式会社DataStrategyの力を借りて、売上収益が51億円を超え、全体の約74%を占めるまでに成長しました。
ヘルスケア事業も医療機関ネットワークの拡大などで増収増益を果たしています。売上収益は前年同期比579.8%増の8億7,000万円、セグメント利益も542.9%増の5億3,800万円に達しました。これは、同社が新たに取得したアクセルマーク株式会社とのシナジー効果によるものです。
新たなAI事業を開始
この第1四半期には新たに「AI事業」が報告セグメントとして追加され、企業の知見の実装や新規事業創出に向けた取り組みが始まりました。ただし、事業の初期段階であり、9,200万円のセグメント損失を計上しましたが、今後の成長に向けた投資フェーズに入っているとしています。
ネイル事業は新規出店で成長
ネイル事業も前連結会計年度に出店した新店舗の貢献により、売上収益が前年同期比20.2%増の9億700万円となりました。ただし、新規出店による先行コストの影響で1,000万円のセグメント損失を計上しているものの、着実に成長を続けています。
財務基盤の強化
財務状況も改善されており、親会社所有者帰属持分比率は57.6%から68.6%に上昇しています。資本の増加とともに、自己資本比率の向上が見られ、財務基盤の強化が図られています。
今後の業績予想
2027年3月期の通期業績予想については、売上収益267億5,200万円(前期比72.4%増)、営業利益89億5,700万円(同459.5%増)を見込んでいます。また、最近の暗号資産の売却により、安定化を図ることも期待されています。
株式会社コンヴァノは今後もAI・DX・コンサルティングを中心に新たな事業展開を進め、持続的な成長を目指していく方針です。企業理念である「新しい価値の創造と機会の拡大」を実現するため、ますますの成長に期待が寄せられています。