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マーケットワン・ジャパンとマルケトの新サービス

マーケットワン・ジャパンが株式会社マルケトと手を組み、2016年9月16日から新たなマーケティングサービスを導入しました。このサービスは、マーケティングオートメーション（MA）に特化したもので、導入から運用、検証までをフルアウトソーシングできる「デマンドセンターBPOサービス」です。

業界の背景

近年、日本でもマーケティングオートメーションの導入が進んでいますが、導入には専門的な知識やプロジェクト管理能力が求められ、企業にとっては大きな負担となることが多いです。また、必要な人材やノウハウの確保が難しいため、企業側では負担感を感じることもしばしばです。

そこで、マーケットワンは、デジタルマーケティングおよびテレマーケティングの経験を活かし、マルケトが提供するエンゲージメントマーケティングプラットフォーム「Marketo」を活用したサービスの開発に至りました。この新サービスでは、企業が求めるマーケティング・営業目標に基づいた適切な投資で短期間にMAを導入することが可能になります。

サービスの特徴

1. フルアウトソーシングの実現

マーケットワンでは、ツールや人材、知識、すべての要素をカバーします。他社にはない、マルケトのツールを駆使したフルアウトソーシングが可能なサービスを展開します。

2. 企業負担の軽減

全てのプロセスを一括して支援することにより、企画段階から運営・検証に至るまで、利用する企業の負担を大幅に減少させます。

3. 検証フェーズの短縮

最低でも6ヶ月で企画から検証までを行うサイクルが整っており、迅速な運用が実現可能です。

この新サービスにより、企業はMA導入に必要な人材やノウハウを持たなくとも、自らのマーケティング・営業目標に対し最適な「デマンドセンター」を構築しやすくなります。そして、必要に応じてグローバル展開も順次可能で、マーケットワンのテレマーケティングに基づく営業支援も行われます。

目指す成長

マーケットワンは、このサービスを通じて、2017年3月までに10件の受注を見込んでいます。

パートナー企業のコメント

この提携において、マルケトの代表福田康隆氏は「企業のマーケティング活動を支援し、期待される結果を得られるよう努めていきたい」と述べています。また、マーケットワン代表の山田理英子氏は「柔軟で拡張性のあるマルケトの道具を用いることで、利用企業のデジタルマーケティング戦略が強化される」と期待を寄せています。

今後の展望

マーケティングオートメーションの市場は今後も成長を続けると見込まれ、国内外でのニーズはますます高まっています。これに対応する形で、マーケットワンはさらに新サービスを拡張し、マーケティング手法の革新を目指していく考えです。

日本国内におけるMAの導入が進む中で、マーケットワンとマルケトの提携による新サービスは、多くの企業にとっての導入の壁を低くし、より自由で効果的なマーケティング活動を実現する手助けとなるでしょう。

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