カフェ事業の新たな展開！そらとOFFICE GREEN TALEの提携

この度、株式会社そらと株式会社OFFICE GREEN TALEが資本業務提携を締結し、同社の49％の株式を取得しました。ここで注目すべきは、両社が持つ豊富な飲食事業のアセットを駆使して、地域ブランドの強化とカフェ事業の拡大に向けた新たなプロジェクトをスタートさせるという点です。

両社のパートナーシップが強化されることで、特に注目を集めているのが「フランチャイズ事業（FC事業）」や「ふるさと納税」に関連する取り組みです。具体的には、音更町の特産品を活かした返礼品や、新たなスポーツ施設のプロジェクトなど、多岐にわたる戦略が展開される予定です。

提携の背景と狙い

OFFICE GREEN TALEは、20年以上にわたって「CAFE GREEN」や「SWEETS FACTORY GREEN」、さらには新千歳空港に店舗を構える「CAFÉ GREEN Tokachi」など、多様なカフェやスイーツブランドを運営してきました。地域の素材を最大限に活かした商品展開で、多くの顧客から支持を受けています。

一方、株式会社そらは、ふるさと納税型のクラウドファンディングにおいて5億円を超える支援を受けた実績があります。観光や不動産など多角的な事業を展開しており、このネットワークを活用してFC事業を推進しようとしています。両社の連携によって、「店舗」と「地域」、さらには「ふるさと納税」と「FC事業」を融合させ、新しい地域ブランドを作り上げる目標が掲げられています。

まず始めに、CHA-YA GREENの「音更大福」をはじめとした地域の特産品を使った返礼品の販売強化に注力し、音更町とのコラボレーションで計画中の全天候型スポーツ施設「十勝ボールパーク（仮称）」のふるさと納税プロジェクトに取り組む予定です。こうした施策を通じて、徐々に実績を積み上げ、最終的にはFC展開へとつなげていく考えです。

両社の代表者コメント

OFFICE GREEN TALEの真鍋充代表は、「新店舗の立ち上げにおいて、規模の拡大に不安があったところで米田社長に相談した際、すぐに手を差し伸べてくれた。その熱意に心を動かされた。」と語っています。彼にとって、この提携が大きなビジョンの実現に向けた兆しとなると確信しています。

一方、そらの米田健史社長は、OFFICE GREEN TALEが自社にとっての重要なパートナーであると語り、提携によって自社の組織が拡大し、地域の子どもたちに未来を提示する意義深い挑戦が待っていることに期待を寄せています。特に、音更大福や十勝ボールパークといった具体的な取り組みを通じて、地域に根ざしたブランドを形成していく考えです。

ふるさと納税を通じた取り組み

本提携により、具体的なふるさと納税の取り組みが明らかになっています。まず、CHA-YA GREENが生産する「音更大福大袖振大豆」がその代表的な商品となるでしょう。この大福は、音更町の特産品を贅沢に使用し、見た目にもおいしさにもこだわった逸品です。

また、十勝ボールパークは音更町とアスリートベース十勝が協力して推進しているプロジェクトであり、地域におけるスポーツ環境の整備を目指しています。この施設が実現することで、地域の若者たちが365日スポーツに親しむことができる環境が整うことになります。両プロジェクトへのふるさと納税により、地域全体の活性化が期待されています。

この提携により、両社は新しい成長のステージへと進みます。十勝の魅力を全国へと発信し、地域ブランドの確立を目指す新たな挑戦に、皆さんもぜひ注目してください。