Cloud JAPANが新たな体制を発足
認定NPO法人Cloud JAPANは、2025年6月14日付けで組織変更を発表しました。この変更には新たに2名の副代表理事が就任し、感謝の言葉と共に全国的な支援の再開を宣言しました。代表理事の田中惇敏氏は、この動きを通じて、コロナ禍での活動停滞から回復し、地域の再生を目指す姿勢を強調。
新たな副代表理事の選任
新しく副代表理事に就任したのは、喜多恒介氏と川嶋奎氏の2名です。喜多氏は株式会社キタイエの代表取締役であり、高校生みらいラボの活動にも関わっています。一方、川嶋氏は元気仙沼市地域おこし協力隊の出身で、子育て支援を通じた地域貢献に励んでいます。
両名はこれまで理事として活躍しており、今後はそれぞれ全国的な支援事業と地域密着型の事業展開を担当することになります。
組織変更の背景と目的
この組織変更は、コロナ前に行われていた全国的な活動を再活性化するものであり、「グッドイノベーターのクラウド」を形成し、地域再生を促進する目的があります。具体的には、各地域の特性を活かすとともに、関わる人々が自由に活動できる環境を提供することが求められています。
今後の展望とビジョン
Cloud JAPANは、新体制のもとでさらなる事業の拡大を図り、各地域の特性に応じた支援を行いながら、社会全体のイノベーションを目指します。私たちは、誰もが「何かをする喜び」を感じられる社会を作るために、活動を続けていくでしょう。
総会での振り返りと激励の声
総会では、元副代表理事の半沢裕子氏が自らの経験を振り返りつつ、今後の活動に期待を寄せました。半沢氏は、理事としての経験を活かし、こども食堂事業への取り組みを通じて成長を続ける意思を表明。彼女の言葉は、会の雰囲気を和らげるとともに、参加者の心に響く内容でした。
それぞれの新任理事の決意
新任の理事である喜多氏と川嶋氏は、それぞれの地域での経験を踏まえた意見を出し、新たな挑戦への意欲を語りました。特に、喜多氏は都会と地方の違いを尊重した活動を通じて、地域資源を最大限に活かす必要性を訴えました。
一方、川嶋氏は、自らの沖縄での経験を活かし、気仙沼での地域振興に取り組むと宣言。地方での暮らしの豊かさを実感しつつ、Cloud JAPAN全体の成長に寄与したいと述べました。
これらのコメントから、Cloud JAPANが新たな時代を迎え、地域再生に向けた意欲的な取り組みを加速させる様子がうかがえます。今後がますます楽しみです。