DGDV、インドのFirst Coffeeに出資
東京を拠点とするDG Daiwa Ventures(DGDV)が、インドでZ世代をターゲットにしたスペシャリティコーヒーチェーン「First Coffee」への投資を発表しました。この出資によりDGDVは、既存の投資家であるBeenextと共にPre Series Aラウンドに参加しました。
インドにおけるコーヒー市場の急成長
歴史的にチャイ文化が根付いているインドですが、近年の経済成長によってコーヒー市場が急速に拡大しています。特にZ世代の若年層がスペシャリティコーヒーを好む傾向にあり、彼らの消費活動が市場を牽引しています。この流れの中で、First CoffeeはGrab & Goスタイルの利便性を提供し、Z世代のライフスタイルに密着したコーヒーモデルを打ち出しています。
First Coffeeの特徴とブランド力
First Coffeeの提供するコーヒーは、Specialty Coffee Association(SCA)による91点という高評価を誇ります。この高品質なコーヒーを、Z世代のカルチャーに融合させることで、手頃でありながらも高いブランド力を持つ存在へと成長しています。特に、気軽に楽しめるという特徴が、若者の生活に密着しているのです。
創業者の背景
First Coffeeの創業者は、Sohrab SitaramとShiv Dhawanの二人。Sitaramはインド全土に400店舗以上展開するミルクシェイクブランド「Keventers」の成長に寄与した立役者であり、Dhawanはインドにおける小売業界の経験が豊富です。彼らの豊かな知見が、First Coffeeの成功を裏付けていると言えます。
今後の展望と戦略
調達した資金は、店舗数の拡大だけではなく、ブランド価値向上のためのマーケティング活動や新たなプロダクト開発に活用される予定です。この戦略によって、First Coffeeはインドにおけるナショナルチェーンとしての地位を確立することを目指しています。
DGDVの投資哲学とビジョン
DGDVはシードステージからアーリーステージにかけて、スタートアップへの投資を行うベンチャーキャピタルです。日本を拠点にしながら、北米などのグローバルな投資家と連携を深め、多様な技術分野に投資を行っています。AIやセキュリティ、ディープテック、フィンテック、クライメートテック、ロボティクスなど幅広い領域での投資は、DGDVの革新へのコミットメントを表しています。
このように、DGDVとFirst Coffeeの連携は、ただの投資だけではなく、インドにおけるコーヒー文化の未来を創造する重要な一歩となるでしょう。今後の成長と展開が非常に楽しみです。