アートでつなぐ心と社会
この度、心の豊かさを育むことを目指して「第8回 吾輩は画家である -名前はまだない-」が開催されます。このイベントは、障害の有無に関わらず、アートを通じてコミュニケーションを生み出し、自己表現を促進することを目的としています。
障害理解から生まれる新たな価値
通常、障害に対する理解は時として逆にその障害を強調することにつながる場合があります。そこでこの絵画展では、氏名、年齢、性別、障害の有無といった個人情報を公開せず、出展作品そのものの力を重視します。作品を見た人が自分の感性で判断し、評価できるような「フラットな環境」を提供します。これにより、作品が持つ本来のメッセージや力をできるだけ多くの人に感じてもらえることを目指しています。
自己肯定感を育てる機会
アートには「正解」がないとされており、それぞれの人が持つ独自の視点や感情が反映されます。この絵画展を通じて、観覧者は自分が心を打たれた作品に投票することができ、アーティストにはその反応が直接届く仕組みです。このプロセスが、参加した子どもたちの自己肯定感につながることを期待しています。自分の作品が誰かの心を動かすかもしれないという体験が、彼らに自信を与えるのです。
SNSを活用した新しいつながり
注目される作品はSNS上で公開され、そのリアクションが作成者に届けられます。また、好評だった作品は、アクリル盾やクリアファイルなどのオリジナルグッズとして製作され、アーティストにプレゼントされます。これにより、参加の幅を広げ、より多くの人々に気軽にアートを楽しんでもらえる環境が整います。
開催概要
- - イベント名: 吾輩は画家である -名前はまだない-
- - 開催日: 2024年2月13日(火)〜14日(水) 10時30分〜18時30分
※2024年2月7日より、各種SNSで作品を公開(部分展示あり)
- - 会場: 札幌駅前地下歩行空間 憩いの空間(チ・カ・ホ)
- - アクセス: 札幌市中央区北1条西(地下鉄さっぽろ駅・大通駅直結)
- - 参加費: 無料
- - 作品募集締切: 2024年1月26日(金)必着
- - 公式WEBサイト: こちらから
まとめ
「吾輩は画家である」絵画展は、アートの力でこどもたちの心を育て、社会とのつながりを深める取り組みです。アートを通じたコミュニケーションが、共生社会の実現への一歩となることを願っています。あなたの「いいね」が、未来を変える力になるかもしれません。ぜひ、その目で、心で、作品の魅力を体感してみてください。