土屋秋恆の個展「ー墨脈ー現代水墨をめぐる氣」
水墨画家、土屋秋恆の注目の個展が東京・原宿で開催されます。展覧会の名前は「ー墨脈ー現代水墨をめぐる氣」で、開催期間は2025年9月19日(金)から10月5日(日)まで、会場はCreative Space Akademeia 21 Harajukuです。開館時間は11時から19時まで、毎週火曜日は休館となります。入場は無料で、訪れる人々に、現代水墨画の魅力を気軽に体験していただけます。
土屋秋恆は、墨の濃淡やそのにじみを通じて、生命のリズムである“呼吸や循環”を表現した作品を多く展示します。彼の作品は、伝統的な水墨画の技法を駆使しながらも、現代的な視点で再解釈されており、観る者に新たな感覚を与えるものとなっています。
彼のコメントにもあるように、「墨の濃淡と発散」が表現する身体の呼吸と循環を通じて、現代水墨画の可能性が広がります。土屋は、伝統的な水墨画とストリートアートを融合させることで、作品に「間」の概念を持たせています。この「間」は、細やかな空間を生み出し、静けさと共振を感じさせる重要な要素です。
彼の作品は、円山応挙の系譜に連なる流れを意識しながらも、現代的なグラフィック表現を取り入れています。こうしたアプローチは、心や呼吸、先祖や自然への畏敬を表現するための手段となっており、作品全体に深いメッセージを込めています。観者は、静かに包み込まれるような感覚を味わうことができるでしょう。
土屋秋恆は、若くして水墨画の名家である南北墨画会の師範に昇進し、その後は国内外の有名ブランドとのコラボレーションや、アート作品の制作など多岐にわたる活動を行っています。DiorやFENDI、Ferrari、Audi、LEXUSなどの名だたるブランドとのコラボレーションを行い、彼の作品はますます多くの人々に支持されています。
過去にもニューヨークやロサンゼルスなどでの個展を含む数多くの展覧会を開催し、受賞歴も豊富です。土屋の作品には、古典と現代が織りなす独自の美しさが表現されており、観る者に強い印象を与えます。
この個展では、多様な作品が展示されるだけでなく、販売も行われる予定ですので、気に入った作品があれば即購入することも可能です。現代における水墨画の新しい形を発見するためにも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
特に、アートや文化に興味がある方々にとって、土屋秋恆の個展は見逃せないイベントと言えるでしょう。彼の作品が描く世界観に触れ、心に響く新たな感覚を見つけることでしょう。ぜひ、東京・原宿のギャラリーに訪れてその魅力を体験してください。