ジョルダンとALL LINKAGE、シャープの端末管理サービスと連携開始

新たな連携で業務の効率化を図る

2024年9月10日、ジョルダン株式会社と株式会社ALL LINKAGEは、シャープ株式会社のモバイル端末管理サービス「LINC Biz emm」と、危機管理システム「HAZARD Buster」を連携させることを発表しました。この連携により、企業内での煩雑な端末設定が大幅に軽減され、業務の効率化が期待されています。

LINC Biz emmとは

「LINC Biz emm」は、企業のスマートフォンやタブレットといったモバイル端末の安全な運用を支援するサービスです。これにより、必要なアプリケーションの一括設定や、端末の稼働状況、充電残量、位置情報の確認が可能です。また、万が一端末が紛失した場合でも、遠隔操作でロックすることができ、セキュリティを確保します。

HAZARD Busterの機能

一方の「HAZARD Buster」は、日常業務で使用できる危機管理・安否確認システムです。位置情報を基にした報告機能や、移動履歴を確認する機能に加え、非常時には管理者からの安否確認メッセージを送信することも可能です。さらに、社員同士のコミュニケーションを活性化するチャット機能や掲示板機能も充実しており、注意喚起なども行えます。

新たに生まれる業務の簡素化

これまで「HAZARD Buster」を利用するには、各社員が別々にスマートフォンの設定を行う必要がありました。また、管理者は個別にユーザーアカウントを発行し、社員に配布する手間がかかっていました。しかし、今回の連携により、全社一括での端末運用が可能となり、社員はアプリを起動するだけで、自動的にユーザーアカウントが生成されます。これによって、事前設定の負担が大きく軽減され、迅速にシステムを利用できるようになります。

今後の期待

ジョルダンとALL LINKAGEは、この連携によって、更なる業務の効率化を目指しています。企業におけるデジタルトランスフォーメーションが進む中で、安全かつスムーズな業務運営の実現が期待されています。情報共有や危機管理が一元化され、労働生産性が向上することにより、企業全体の底上げにも寄与することでしょう。この取り組みは、現代のビジネスシーンにおいて必要不可欠な要素となるでしょう。