福岡でのエンジニア育成イベント「DEMO DAY」概要
2026年1月16日、福岡市にて、デジタル人材育成プログラムの最終成果発表会「DEMO DAY」が実施される。このイベントは、エンジニアとしての将来を見据える学生たちが自らの成長の成果を発表し、企業からインターンシップのオファーを受ける機会となる。運営は、デジタルハリウッド株式会社が行い、福岡市の委託を受けた「ネクストエンジニア・カタパルト」に基づくものである。
「DEMO DAY」の開催概要
- - 日時: 2026年1月16日(金)18:00~20:30
- - 会場: エンジニアカフェ(福岡市中央区天神1丁目15番30号/福岡市赤煉瓦文化館内)
- - 参加費: 無料
- - オンライン参加も可能で、詳細は後日通知される。
イベントの進行は、福岡市及び運営代表者からのあいさつが行われ、その後、8つのチームによる成果発表が行われる。発表後には、観覧企業からの講評やインターンシップのオファータイムが設けられており、企業と学生が直接繋がる貴重な機会となる。
観覧企業のエントリー方法
DEMO DAYに参加を希望する企業は、指定のGoogleフォームからエントリーを行うことが求められる。エントリー受付は本日より始まっており、締め切りは2026年1月14日である。参加者には現地またはオンラインの選択肢があり、企業側にはインターンシップマッチングの機会が提供される。
インターンシップオファーの要件
観覧企業には以下の要件が設けられている。
1.福岡市内に開発拠点があること(本社は市外でも可)
2.有給のインターンシップを実施していること
3.社内でエンジニア及びインターン生に対する優しい取り組みがあること
これらの条件を満たす企業には、福岡の未来を担う人材の採用への興味が期待されている。
背景と目的
福岡市は「エンジニアが集まり、活躍し、成長する街」を目指し、「エンジニアフレンドリーシティ福岡」の取り組みを推進している。近年、理工系学部の新卒者の約6割が県外企業に流出している状況を受け、本プログラムが実施される。福岡の学生に、実践的な学びとメンタリングを通じて即戦力となるエンジニアへと成長を促すことを目的としている。
期間中、参加学生は、現役エンジニアからの開発メンタリングを受けながら、企業の課題解決に繋がるアプリの制作に挑む。これにより、学んだスキルを活かし、地元企業で活躍する道を開くことを目指している。
G's(ジーズ)について
「G's」はデジタルハリウッドが運営するエンジニアと起業の教育機関で、卒業生の約80%が起業やベンチャー企業への道を選ぶ。これまでに116社が設立され、総額161億円の資金調達も実現している。起業家育成を支援するインキュベート機関「D ROCKETS」も設立され、さらなる技術革新と新しいサービスの創出に貢献している。
学生たちの力強い成長の姿を、DEMO DAYで見届けることができるチャンスをお見逃しなく!