オフィスマーケット革新
2025-09-16 11:59:57

株式会社estieと野村不動産が推進するAIによるオフィス市場革新の取り組み

株式会社estieと野村不動産の新たな取り組み



株式会社estie(以下「estie」)は、野村不動産株式会社(以下「野村不動産」)との共同で、オフィス市場データベースの高度化プロジェクトを開始しました。このプロジェクトでは、estieが保有する商業用不動産データを活用し、AIや自然言語処理技術を用いて、オフィスアセットの取得や開発、リーシング業務におけるデータ活用を進めることが目指されています。

背景と目的



現代の不動産業界は、急速に変化する市場環境に対応するため、意思決定の精度と迅速性がますます重要視されています。しかし、従来の業務プロセスでは情報が点在し、属人的な判断に依存するケースが多いため、組織全体としての知識の蓄積が難しいという課題が存在します。

このような状況を受け、estieは不動産データ基盤の構築やAI技術を駆使して、意思決定の高度化を支援する目的で本プロジェクトを立ち上げました。具体的には、社内の情報資産を有効に活用し、オフィス開発やリーシングの意思決定をより戦略的かつ迅速に行う仕組みを構築します。

プロジェクトの概要



このプロジェクトでは、以下の2つの重要なアプローチが採用されています:

1. マーケットデータベースの構築



estieは、自社のデータ基盤と野村不動産の業務管理プラットフォームを接続し、業務に必要な情報を組織的に蓄積できるデータベースを構築します。初期段階では、情報項目の標準化やデータの質と量を両立した設計に重点を置き、データの活用に向けた最適な環境を整えます。

2. AI技術の活用



AIは単なる技術ではなく、不動産ビジネスにおける実情を反映した形で設計されます。estieの「不動産AI Lab」は、全社的なAI活用の推進を目指して、多様な専門家が集まり、データの整理や意思決定支援における効率化を図るための技術開発に取り組んでいます。

今後の展望



本プロジェクトによるデータ活用の高度化は、野村不動産に限らず不動産業界全体の進化を促す重要な第一歩と位置付けられています。estieは、各種不動産事業者との連携を通じて、業務プロセスに最適化されたデータ・AI活用を支援する取り組みを展開し、持続可能な業界発展に貢献していくとしています。

estieが掲げる「産業の真価を、さらに拓く。」という理念のもと、これからの不動産業界におけるデジタルシフトと業務の効率化が期待されます。さらに、今後は不動産AI Labを通じて、新たなプログラムや勉強会を提供し、業界全体のデジタル変革を助けていく予定です。

このような取り組みに注目が集まる中、estieは不動産業界におけるAI活用促進の担い手として、今後の動向に大きな期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社estie
住所
東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト4F
電話番号

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