RPA導入実証事業
2018-09-21 13:30:09

神奈川県で進めるRPA導入実証事業~大崎コンピュータエンヂニアリングと富士通の協力~

神奈川県で進めるRPA導入実証事業



株式会社大崎コンピュータエンヂニアリングと富士通株式会社は、神奈川県における業務効率化のため、RPA(Robotic Process Automation)の導入に向けた実証事業を開始しました。このプロジェクトは、神奈川県の職員の負担を軽減し、働き方改革を推進することを目的としています。

実証事業の背景



2018年9月21日、大崎コンピュータエンヂニアリング、富士通、神奈川県の三者はRPA実証事業に関する協定を結びました。この協定を通じて、RPA技術を活用した新たな業務プロセスの構築を目指します。今回のプロジェクトでは、具体的に職員の通勤手当の認定業務と災害時の職員配置計画作成業務が取り上げられています。

RPAのテクノロジー



本実証事業においては、大崎コンピュータエンヂニアリングが独自に開発したRPAソリューション「OCEVISTAS」を利用し、RPAテクノロジーズ株式会社が提供する「BizRobo! BasicRobo」を基盤としています。これにより、手作業とRPAを組み合わせることで、業務の迅速化と効率化が期待されています。具体的には、両者の手法を用いて実施した際に、どれくらいの時間を短縮できるかを測定し、その効果を検証することになっています。

安全な環境の構築



さらに、RPAを適切に運用するための強固なセキュリティ環境の整備も進められています。これは、技術が動作するインフラ環境やネットワーク経路の確保が重要であり、これを完備することで、安心して業務を行える体制を確保します。

今後の展望



大崎コンピュータエンヂニアリングは、今回の実証事業からの知見をもとに、さらなるRPAの導入を計画しています。過去の経験を生かしながら、多くの自治体や企業に対して業務の効率化を推進し、その結果として職員の負担軽減に貢献していく意志を持っています。また、RPA導入後にも継続的なヒアリング調査を行って、さらなる業務改善を支援し続ける考えです。

OCEVISTASの特徴



OCEVISTASは、これまで自動化が難しかったWebシステムやOfficeアプリケーション間の業務を一手に自動化できる特長があります。手作業をロボットに記憶させ、自動的に処理することで、各システムの横断的な利用や変更に応じた柔軟な業務対応が可能となります。これは、従来のシステム導入では難しかった業務でも自動化を実現する新しいアプローチを提供しています。

会社概要



大崎コンピュータエンヂニアリングは、1954年に設立された企業で、主に自治体や公共機関、教育機関、さらには民間企業や医療・福祉業界においてITサービスを展開しています。本社は東京都品川区に位置し、代表取締役社長は武田健三氏です。資本金は9,000万円で、長年にわたり幅広い分野でのシステム導入経験を有しています。

お問い合わせ



本件に関する具体的な情報やお問い合わせは、株式会社大崎コンピュータエンヂニアリングの事業推進統括部NB推進室までご連絡ください。電話番号は03-3492-0931です。

結論



神奈川県での実証事業は、RPA技術を用いた業務効率化の先駆けとなる可能性を秘めています。大崎コンピュータエンヂニアリングと富士通の協力によるこの取り組みは、今後の自治体業務に大きな変革をもたらすかもしれません。

会社情報

会社名
株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング
住所
東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー2階
電話番号
03-3492-0931

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