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四季を感じる新感覚カレンダー「節気カレンダー」

今年の春、私たちの生活に新しい「節気カレンダー」が加わります。このカレンダーは、従来の月ごとのめくる形式を再定義し、季節の変わり目をもっと感じることを目的としています。1ヶ月ごとのめくりから、立春・立夏・立秋・立冬という四つの季節の変わり目にフォーカスしたこのカレンダーは、特に日本古来の四季を大切にしたデザインです。

新しい価値観の提案

このカレンダーは、表紙を兼ねた新年を含む五枚綴りで構成されています。具体的には「春」「夏」「秋」「冬」、そして「新年」にあたる部分で、生活の中で視覚的に季節の移り変わりを感じられます。例えば立春は、まだ寒さを感じる2月3日に「春」のカレンダーに切り替えることで、春らしいカラーやイラストに触れ、季節の始まりをつかむことができるのです。これにより、より敏感に季節を感じることのできる、感覚的なカレンダーとなっています。

魅力的なデザインとイラスト

2021年のカレンダーは、「山」をテーマにしています。四季に関連する山を表す季語を使い、春の「山笑う」、夏の「山滴る」、秋の「山粧う」、冬の「山眠る」という風に、それぞれの季節の特徴をイメージしたイラストが描かれています。また、各季節の背景には二十四節気も盛り込まれており、例えば春は「立春」から始まり、「雨水」や「啓蟄」へと進む様子が描かれています。

素晴らしい印刷技法

このカレンダーの特徴の一つは、その印刷技術にあります。プロセスカラーではなく、スポットカラーを使用した特色印刷を採用しているため、鮮やかな色合いが実現されています。一般的な印刷とは異なり、特定のインクを調合して作り上げるため、深みのある色合いを演出できるのです。各季節の印象に合った色がマットな紙に施され、見る者を魅了する仕上がりになっています。

デザイナーの手によるオリジナルイラスト

この「節気カレンダー」のイラストは、グラフィックデザイナーの白澤真生氏によるものです。タイポグラフィや特徴的な線の描写を得意とし、受賞歴も多数を誇るデザイナーの作品は、シンプルでありながら独特の存在感を持っています。生き生きとした線描からは、生命が感じられるような不思議な魅力があります。

使いやすい設計

カレンダーは、細めのテグスで壁にかけやすい仕様になっており、イラストを邪魔しないように設計されています。五枚綴りは糊付けされており、端からめくる形で使うことができ、これもまた新感覚です。季節ごとの気持ちを一層引き立ててくれることでしょう。

俳句と共にある暮らしの道具「句具」

このカレンダーは、俳句に特化した道具を提案するブランド「句具」の一環として登場しました。「句と暮らす、道具。」をテーマに、俳句のある生活をより豊かにするアイテムが多数展開されています。俳句を作成するための「作句ノート」や、特別な一句を額に入れる「装句カンバス」なども取りそろえています。

購入方法

この「節気カレンダー」は、句具の公式サイトで購入可能です。自身の生活に四季の息吹を感じさせるアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。価格は2,000円（税別）で、サイズは420mm×356mmです。これからの季節を感じるために、ぜひチェックしてみてください。

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