公共空間開発の新たな可能性を探る
2025年12月5日、JPI(日本計画研究所)は「Park-PFI案件動向と勝てる提案・チーム戦略」と題したセミナーを開催します。このセミナーでは、株式会社野村総合研究所の片桐悠貴エキスパートコンサルタントを講師に迎え、現在の公共空間開発について詳しい解説を行います。
公共空間の変革と新たなチャレンジ
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戦後、わが国の都市公園は地方自治体によって整備されてきましたが、2017年の法改正により、官民連携や民間投資が加速し、Park-PFIが新たな形で導入されるようになりました。この動きにより、かつての雑然とした公園が子育て世代が楽しめる明るい空間やおしゃれなカフェへと変貌を遂げる例が増えています。しかし新たな課題にも直面しています。
このセミナーでは、国土交通省での経験を持つ片桐氏が、官民連携制度の仕組みや具体的な案件動向、異業種間でのチームビルディングに関する実践的な取り組みを解説します。
講義内容の詳細
1.
「都市公園」の理解
(1) 都市公園法の概要
(2) 近年の法改正とその意義
(3) 公民館・図書館などの他のパブリックスペースについて
2.
Park PFI制度の解明
(1) 官民連携の基本概念
(2) Park-PFIの特徴や利点
3.
最新事例とチーム戦略
(1) Park-PFIの事例研究
(2) 受注グループの成功に向けた戦略
4.
質疑応答と名刺交換会
セミナー内容が終了した後には、参加者同士で名刺を交換し、人的ネットワークを広げます。この交流が新たなビジネスにつながるきっかけになるでしょう。
受講方法と費用
セミナー参加は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選べます。また、参加費は、1名あたり37,480円(税込)、2名以上は社内での同時申し込みが可能で、割引料金が適用されます。地方公共団体に所属する方々にも特別料金の設定があります。
詳細な申し込みは公式ウェブサイトから行えます。参加後には講師への質問ができる機会も設けているため、直接の意見交換が可能です。
JPIに参加する意義
JPIは、政・官・民の知の橋渡しを行い、これまで半世紀にわたり、国家政策を支える情報を専門家に広めてきました。今回のセミナーも、参加者がビジネスの場を広げる貴重な機会となるでしょう。さあ、公共空間開発におけるさまざまな可能性を見出し、未来の変革に対応する力を育てるために、このセミナーへの参加をご検討ください。