アートを通じた夏の思い出作り
尼崎市のアートスペース「A-LAB」は、地元で若手アーティストの作品展示を行っている場所として知られています。しかし、今年の夏には「A-LAB」を飛び出し、特別なワークショップ「A-LAB GO+」を開催します。目的は、参加者がアーティストと共に楽しくアートを体験し、夏の思い出を作ることです。
ワークショップの内容
コピー機でえがく!わたしのアートノート!
このワークショップでは、講師の武雄文子さんが指導します。参加者はコピー機のスキャナーを使い、様々なものを置いたり動かしたりして絵を描いていきます。出力された紙には蝋を溶かして定着させることで、他にはないユニークな質感の作品が生まれます。特に、立体物やトレーシングペーパーに描くことで、平面と立体が融合した華やかな表紙を目指します。
- 8月2日(土):小田南生涯学習プラザ、10時〜11時30分、14時〜15時30分
- 8月8日(金):園田東生涯学習プラザ、同時間
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定員: 各15名
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対象: 小中学生
世界最古の写真技法サイアノタイプを体験しよう!
別のワークショップでは、筒井夏鈴さんが教えるサイアノタイプ技法が楽しめます。この技法では、様々な形のモチーフを紙の上に置き、日光にさらすことでシルエットが転写されます。化学反応を利用したこの技法は、さまざまな発見と楽しさを提供します。日光を受けた部分は青く染まり、影は白くなるため、独特の印象を持つ作品が生まれます。
- 8月4日(月):中央北生涯学習プラザ、10時〜11時30分、14時〜15時30分
- 8月6日(水):武庫西生涯学習プラザ、同時間
- 8月10日(日):立花南生涯学習プラザ、同時間
- 8月11日(月・祝):大庄北生涯学習プラザ、同時間
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定員: 各10名
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対象: 小中学生
申込方法
参加応募は、7月16日(水)午前9時から7月25日(金)午後5時まで受け付けます。申込方法は、申込フォームまたは尼崎市総合文化センター3階の美術担当まで。先着順での受付となりますのでお早めの申し込みをお勧めします。申込フォームは
A-LABのホームページからアクセス可能です。
講師紹介
武雄 文子(たけお あやこ)
1994年、大阪府出身。京都市立芸術大学大学院を修了後、アートの世界で活躍中です。コピーローターの特性を生かして、偶然性を取り入れた作品作りが特徴です。
最近の展覧会情報:
- - 「第41回 明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展」
筒井夏鈴(つつい かりん)
兵庫県出身の若手アーティスト。2024年に京都精華大学を卒業予定。自然の様々な表情を捉える作品を手掛けています。
最近の展覧会情報:
この夏は、アートを通じて新しい経験と思い出を作るチャンスです。ぜひ参加して、素敵なアートの世界を体感してください。