日比谷花壇が環境配慮への新たな一歩を踏み出す
株式会社日比谷花壇が、2025年7月10日(木)に環境マネジメントシステム「エコステージ」の認証を取得しました。この取得は、花き業界では初の試みであり、同社が策定した「環境方針」に基づくものです。日比谷花壇は、環境配慮と持続可能な経営を推進するための取り組みを強化しており、この認証の取得はその第一歩となります。
日比谷花壇は、企業のコーポレートメッセージとして「すべての明日に、はなやぎを。」を掲げ、人と地域社会や環境に対する貢献を目指しています。地球規模の環境問題が深刻化している現代において、同社は花や緑を扱う企業としての責任を強く意識し、積極的に環境経営に取り組んでいます。今回のエコステージ認証取得は、これまでの取り組みが評価された結果であり、今後のさらなる改善に向けた重要なステップとなるでしょう。
環境方針の概要と具体的な取り組み
日比谷花壇の環境方針は、人、地域社会、地球環境の三つを考慮した“Well-being”の実現を目指しています。その中心には、カーボンニュートラル、循環経済、自然再興という3つの柱があり、これに基づいて具体的な行動を行っています。エコステージの認証取得を通じて、同社は環境負荷の低減や持続可能な事業運営を実現するための経営理念を明確化しています。
具体的な取り組みとしては、地球温暖化対策、省資源の徹底、廃棄物の削減、リユースとリサイクル(いわゆる3R)の推進、そしてグリーン調達などがあります。これにより、日比谷花壇は自らの業務を通じた環境保護の意識向上を目指し、業界全体への意識改革にも寄与していくことを目指しています。
社長と環境経営士のコメント
日比谷花壇の代表取締役社長、宮島浩彰氏は、「私たちは花と緑を通じて人々に彩りや感動を届けると同時に、環境への責任を果たす必要性を強く感じています。気候変動や資源問題に対する社会の一員として、真摯に環境経営に取り組んでいきます。」とコメントしています。
また、ディレクターの松本庸氏は、社内での中期経営計画の策定以降、環境マネジメントシステムの導入に向けた準備を進め、環境方針に基づいた適切な運用体制を構築してきたと述べています。このプロセスを経て、定性的な目標だけでなく、定量的な目標設定や実績把握が可能になり、今後も環境経営を推進する基盤が整いました。
未来に向けたコミットメント
日比谷花壇は、このエコステージ認証取得を契機に、環境配慮型の企業としての姿勢を一層強化していく所存です。そして、 社会全体の持続可能な発展に貢献する企業として、顧客や取引先、地域社会と連携し、未来に向けてより豊かな社会の実現を目指していくことでしょう。今後の展開がますます期待されます。
エコステージ認証書
日比谷花壇公式サイト
日比谷花壇オンラインショップ
咲き誇る花と緑を通して、人々に喜びをもたらしながら、その背後には環境への優しさが息づいています。日比谷花壇の未来の一歩に、ぜひご注目ください。