教育×アートの共存を探るロボットイベント
2024年11月12日、京都府精華町のATR国際電気通信基礎技術研究所にて、クリエイティブスタジオ「KiQ」とATRが共同開催する、教育とアートをテーマにしたロボット体験イベントが行われます。参加者はアンドロイドとのインタラクションを通じて、未来の教育環境を考察する貴重な機会が得られます。
イベントの背景と概要
このイベントは、「教育×アートにおけるロボットの共存」をテーマに、ロボットとアートの融合を通じて新たな教育の形を模索するものです。これまでに高評価を受けたKiQとATRのロボットインスタレーションプロジェクトの一環として、特に10代の子どもたちとのセッションから得られたデータをもとに、家庭や教育現場でのロボット活用についての深堀りが行われます。
当日のプログラムは、まず午前15時からの開会式で始まり、その後ロボットとの未来の対話を体験できるプログラムが用意されています。さらに、16時からは教育関係者、アーティスト、ロボット開発者らが集い、教育現場におけるロボットの活用とその影響についてのディスカッションが行われます。特に「所作」を通じた人とロボットのインタラクションに焦点を当てます。
登壇者のご紹介
このイベントには、ロボット工学博士の石黒浩教授やアンドロイドインタラクションクリエイターの船山智氏、KiQの代表である菊地あかねらが登壇します。登壇者はそれぞれ異なる視点から、教育とアートの融合について語ります。
参加方法と注意事項
参加するためには、Peatix経由で「現地参加」または「オンライン参加」のいずれかのチケットを申し込む必要があります。定員は現地参加が20名、オンライン参加は50名で、早めの申し込みをおすすめします。また、メディアの取材が入る可能性があるため、参加者はその点にも留意が必要です。
このイベントは、教育者やアーティスト、ロボット技術に興味がある方々にとって、非常に意義深い体験となるでしょう。未来の教育環境やアートの可能性について、専門家と共に考える貴重な時間をお楽しみください。