農家支援の挑戦
2025-05-20 10:03:23

熊本のデザイン会社が挑む農家支援とフードロス削減の新プロジェクト

熊本のデザイン会社が挑む新しい価値の創造



近年、フードロスの問題が社会的な関心を集める中、熊本に拠点を置く株式会社アドシンが新たなプロジェクトを進めています。このプロジェクトは、青不知火の摘果果実を利用した一味調味料「爽辛一味」の開発を中心に展開されます。2025年4月25日からは、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」においてプロジェクトがスタートする予定です。

検証された課題から生まれたアイデア



青不知火は、その甘みと風味で知られていますが、栽培過程においては、理想的な果実を育てるために多くの青い果実が摘果され、廃棄されてしまう現実があります。この未利用果実に目を向け、食品としての新たな価値を見出そうというのが、アドシンの取り組みの核心です。

爽辛一味の魅力



「爽辛一味」は、青不知火の皮を使用した一味調味料で、香りと爽やかさが特徴です。この商品は、規格外の果実の付加価値を高めるだけでなく、農家が直面している収益の問題を解決することを目指しています。具体的には、青不知火の未利用果実をプロダクトとして再生し、フードロスを削減することで、持続可能な農業支援を実現する6次産業モデルを採用しています。

クラウドファンディングへの挑戦



プロジェクトは2025年4月25日からスタートし、終期は5月末を予定しています。リターンは、3000円で1本、5000円で2本、10000円で5本と、さまざまな選択肢が用意されています。クラウドファンディングを通じて集まった資金は、商品化及び販売促進に活用されるため、多くの人々に「爽辛一味」を知ってもらう機会を提供します。

新たな価値を創造するデザイン力



アドシンは、印刷やWEB制作、地域デザイン事業を手がけており、ブランディングや販路設計においても豊富な経験を持っています。このデザイン専門の視点から、農産物の新たな展開を図ることで、持続可能なビジネスモデルを構築することを目指しています。青不知火の皮を活かすことで、ただの調味料を超えた、地域の農業を支援する新しい形の産業を育てていくことが期待されています。

結論



株式会社アドシンの「爽辛一味」は、青不知火の摘果果実という未利用資源の有効活用を促進し、農家の支援とフードロス削減を同時に目指す画期的なプロジェクトです。クラウドファンディングを通じて、この取り組みが多くの人々に支えられることを願っています。熊本から発信される新しい形の食文化が、今後どのように広がっていくのか、目が離せません。


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会社情報

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