株式会社homula、n8nを活用した新事業を開始
株式会社homula(本社:東京都港区、代表取締役:福地 峻)は、世界的に広がりを見せるAIワークフロー自動化プラットフォーム「n8n」を基にしたAIエージェント・AIワークフロー開発、及び内製化支援事業を新たに始めたと発表しました。この事業は、AI業務効率化を求める企業にとって、大きな利便性を提供することを目的としています。
n8nの急成長と日本市場での可能性
現在、日本におけるAIワークフロー市場では、他のプラットフォーム「dify」が先行していますが、グローバルではn8nが目覚ましい成長を続けています。最近のデータによると、n8nの月間訪問数は750万人を超え、difyの180万人に対して圧倒的な差を示しています。この成長を背景に、n8nはGitHubで10万6千以上のスターを獲得しており、開発者からの信頼を裏付ける証拠となっています。
n8nの魅力
- - 直感的な操作性: n8nはドラッグ&ドロップでワークフローを構築でき、プログラミングの知識がない人でも簡単に業務プロセスを自動化できます。
- - 豊富な連携: SalesforceやSlackなど、主要なビジネスサービスと標準で連携可能です。
- - 透明性のあるコスト: 実行ベースの課金体系により、企業はコストを予測しやすくなります。
homulaの独自価値
株式会社homulaは、n8nの導入支援において日本市場特有のニーズに答えるハイブリッドソリューションを展開します。具体的には、日本のビジネスツールとの専用連携や、日本語処理最適化などの機能強化に注力します。
サポート内容
- - 導入コンサルティング: 現行業務分析やAI活用のポイントを明確にし、適切な導入支援を行います。
- - カスタマイズ開発: 日本市場に特化したニーズに基づくカスタムノードや業界特化型テンプレートの提供を行います。
- - 内製化支援プログラム: 社内人材の育成や導入後の継続的なサポートを通じて、企業のAI活用をサポートします。
代表取締役のコメント
福地峻代表は、「n8nとAgensの融合によって、日本企業に最適なAIエージェント開発環境を構築し、実用的なAIエージェントの開発を支援したい」と述べており、企業が直面する課題解決にも力を入れていく考えを示しています。
今後の目標
株式会社homulaは2025年までに100社以上の日本企業へのn8n導入を支援し、主要な日本製SaaSとの連携を進める計画です。また、n8nのトレーニングプログラムも開発し、日本語での学びを提供する予定です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社homula
- - 所在地: 東京都港区赤坂
- - 設立日: 2019年10月
- - 事業内容: ノーコードAIエージェントプラットフォーム「Agens」の開発・提供、n8nを基にしたAIエージェント開発支援
新たなAIエージェント開発の波に乗り、株式会社homulaは今後も先進的なサービスを提供していく構えです。