東京消防庁と株式会社Quickの新たな挑戦
株式会社Quickが東京消防庁と手を組み、119番通報におけるAI活用の実証実験を2025年12月から2026年3月まで行うことが決定しました。このプロジェクトは「INNOVATION PROJECT 2025」の一環であり、緊急度の判定や会話要約を通じて、受付員・監督員の判断をサポートすることを目的としています。
実証実験の目的
近年の通報件数の増加により、繁忙期には通報がつながりにくくなり、多くの緊急事案において対応が遅延するリスクが高まっています。この課題に対処するため、民間企業においてもAI技術の導入が進んでおり、特に音声認識や自然言語処理が注目されています。株式会社Quickは、119番通報の自動分析や重要情報の抽出、緊急度判定、そしてリアルタイム支援を提供するレコメンド機能を実装し、その有効性を検証するのです。
実験の概要
この実証実験では、具体的に以下の機能が検証される予定です。
- - 119番通報の内容の自動分析:通報内容をリアルタイムで解析し、どのような事柄が報告されているのかを把握します。
- - 重要情報の抽出:通報内容から緊急時に必要とされる情報を迅速に抽出し、事態の把握をサポートします。
- - 緊急度の判定:抽出した情報を基に、対応の優先順位を決定し、迅速な救急活動を促進します。
- - リアルタイム支援:実際の通報受付員や監督員に対し、次の行動を提案するレコメンド機能を通じて支援を行います。
今後の展望
このプロジェクトが成功すれば、AI技術を活用した指令管制業務のさらなる高度化が期待されています。特に、AIの導入がもたらす利点や、現場での課題を検証し、フィージビリティ分析を通じて、今後のさらなる導入へ向けた具体的な提案を行っていきます。
株式会社Quickのビジョン
株式会社Quickは、救急業務の効率化に加えて、医療機関との連携強化にも注力しています。救急搬送の適正利用を推進するため、音声や自然言語処理を活用し、社会実装を進めることに取り組んでいます。さらに、AI技術を活用した意思決定支援を行うことで、医療インフラの再設計を目指しています。
連絡先
本プロジェクトに関心がある方や共同検証、導入相談については、以下の連絡先までお問い合せください。
AIと人間の協働が、私たちの安全をより確かなものにする未来が待っています。