AI警備システム実証
2024-12-09 17:33:13

海老名駅前のビナウォークでAI警備システムの実証実験がスタート

海老名駅前で進化する警備体制



株式会社アジラが開発した最新のAI警備システム『AI Security asilla』の実証実験が、神奈川県海老名市にある商業施設ビナウォークで始まりました。この実証実験は、2024年12月9日から2025年3月31日まで行われる予定で、施設内の46台の既設カメラを活用して、行動認識AIによる解析を行います。

実証実験の目的



この実証実験の主な目的は、将来的な生産年齢人口の減少に伴い、少ない要員で安全・安心な警備を確保する体制を構築することです。AIの活用により、従来人力で行っていた確認業務を効率化し、よりスムーズな警備が実現できることを目指しています。実験では、お客様同士のトラブルや通行中の転倒、通路での長時間滞留など、さまざまな状況におけるAIの検知精度が試されます。

検証項目と方法



この実証実験では、お客様同士のトラブルや通行中の転倒、混雑した状況下での滞留行動など、日常的に見られる問題に対してAIシステムがどのように反応するかを検証します。特に、環境の変化に対する検知能力が重視されており、AIがどれだけ迅速かつ正確に状況を把握できるかが評価されます。

ビナウォークの魅力



ビナウォークは、小田急線の海老名駅から直結した商業施設で、約130店舗が出店されています。広々としたオープンモール型のデザインは、多様なお客様に支持されています。駅近の立地を活かし、ショッピングだけでなく地域のコミュニティにとっても重要な場所となっています。

小田急ビルサービスとアジラの取り組み



アジラと小田急ビルサービスは、今回の実証実験を通じて新たな警備サービスの開発を目指しています。将来にわたる人手不足を見据え、AI技術を駆使した警備体制の強化が期待されます。今年の9月には販売提携契約を締結し、さらなる施設管理モデルの構築に向けた取り組みを始めています。

AI警備システム『asilla』の特徴



『asilla』は、世界トップクラスの行動認識技術を搭載したシステムで、異常行動や不審行動を自動で検知し、瞬時に通知を行います。これにより、警備員の業務が軽減され、重大な危険行動を見逃すことがなくなります。特許取得の「違和感検知」機能により、異常事態の予兆をいち早く察知することも可能です。

まとめ



今回の実証実験は、AI技術を活用することで、今後の警備業界にどのような変革がもたらされるかを示す重要なステップです。ビナウォークでの取り組みが成功し、他の商業施設や地域にも広がることが期待されます。安全・安心な社会の実現に向け、アジラと小田急ビルサービスの新たな試みは注目に値します。


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会社情報

会社名
株式会社アジラ
住所
東京都町田市中町一丁目4-2
電話番号
042-785-5091

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