newmo、シリーズAで100億円超調達!タクシーシェアリングで地域交通を活性化
「利用者視点に立ったサステナブルな地域交通」の実現を目指すスタートアップ企業、newmo株式会社が、シリーズAラウンドのファーストクローズで100億円超の資金調達を実施しました。今回の調達により、newmoの累計調達額は120億円を超え、同社の更なる事業拡大に弾みがつきました。
newmoは、2024年1月に設立されたばかりの企業ですが、すでに大阪でタクシー事業を展開する2社の経営権を取得し、現在では646台のタクシー車両を保有するまでに成長しています。これは、大阪府内のタクシー事業者の中で5位の規模に相当します。
newmoが取り組むのは、タクシーシェアリングサービスによる地域交通の活性化です。少子高齢化や人手不足が進む日本において、バス路線の廃止やタクシー運転手の減少など、地域交通の担い手が減少し、移動手段に困る人々が増加しています。newmoは、この「移動難民」問題の解決に貢献するため、タクシー事業者への資本参画やライドシェア事業の立ち上げ、運行管理システムやドライバー・利用者向けアプリなどのプロダクト開発を進めています。
今回の資金調達により、newmoは2025年度中に、全国主要地域への展開、タクシー車両数3,000台、ドライバー数1万人を目標に掲げています。
newmoが目指す「移動で地域をカラフルに」
newmoは、単にタクシーシェアリングサービスを提供するだけでなく、地域住民の生活を豊かにし、地域経済の活性化にも貢献することを目指しています。同社は、「移動で地域をカラフルに」というビジョンを掲げ、多様なニーズに対応できるサービスを提供することで、人々の移動をより便利で快適なものにしていきたいと考えています。
今後、newmoがどのように地域交通の課題を解決し、私たちの生活に貢献していくのか、注目が集まります。