こどもウェルネスジムUGOKKOについて
桜十字グループが新たにスタートさせる「こどもウェルネスジムUGOKKO(うごっこ)」は、運動・栄養・睡眠をテーマにしたユニークな習い事です。2025年5月1日からサービスを開始し、特に幼少期の健康を育むことに重点を置いています。100年生きる時代、健康寿命を延ばすための基盤を、早いうちから作る必要があると考え、そのために必要な取り組みを進めているのがこのジムの特徴です。
健康を育てる新たな挑戦
「UGOKKO」は、医療・介護・予防医療を専門とする桜十字グループが手掛けるものであり、子どもたちが自発的に遊びながら健康を育むことが重要ですが、現実には自発的な活動だけでは十分とは言えません。「こどもロコモティブシンドローム」という新たな健康課題も存在し、体を動かすことが苦手な子どもたちが増えているのが実情です。
世代間で見ても、運動能力の低下は顕著で、体力が落ち込むことは将来の健康問題にも繋がりかねません。このような現状を受け、運動の効果を最大限に引き出すために、UGOKKOは設立されました。
特色あるトレーニングプログラム
UGOKKOでは、0〜6歳の子どもを対象にしたクラスが用意されています。具体的には、0〜3歳向けの「Haji★meru(ハジメル)」クラスと、4〜6歳向けの「Meza★meru(メザメル)」クラスがあります。これにより、愛着形成や脳の発達、運動能力の向上を総合的に育むことを目指しています。
プログラムは以下の5つのサービスで成り立っています:
1.
UGOKKO GYM(うごジム): 運動能力の発達を促すオリジナルプログラム。
2.
UGOKKO MOG(うごモグ): 栄養に関する情報発信と相談を行うサービス。
3.
UGOKKO NEM(うごネム): 睡眠の質を向上させるための情報提供と相談を実施。
4.
UGOKKO Academy(うごデミ): 健康講座やセミナーを通じた学びの提供。
5.
UGOKKO LABO(うごラボ): 健診サービスを行い、子どもたちの健康状態をチェック。
生活習慣の改革
最近の調査からも明らかなように、日常生活での不規則な生活習慣がこどもたちの体力格差を生んでいます。これに対抗するためには、朝食をしっかり食べることや、適切な睡眠時間の確保が不可欠であることが示されています。UGOKKOでは、こうした生活習慣を育むことも重視しています。
未来へ向けたビジョン
UGOKKOを通じて、人生100年時代を迎える中で、子どもたちに必要な健康の基盤を提供することを目指しています。身体能力や健康に関する習慣は、幼少期に築かれるものであり、その影響は大人になってからも続くことが知られています。幼少期の健康な生活習慣が、将来の生活習慣病リスクや心の安定に寄与するという「健康の持ち越し効果」と呼ばれる現象があるためです。
「UGOKKO」は親子が共に学ぶ場としても機能し、「生きる力」を育てる環境を整えています。これにより、地域の未来を担う子どもたちのウェルビーイングを確保する新しい選択肢となるでしょう。これからの子どもたちが健康で充実した人生を送れるよう、UGOKKOは全国に広がっていく予定です。
何よりも大切なのは、子どもたち自身が楽しく体を動かし、健康的な生活を送り続けられること。そのために、桜十字グループは地域社会と共に歩み、子どもたちに「動く力」と「考える力」、そして「心の安定」を提供することを目指します。