切削加工の新展開
2025-12-16 12:06:34

切削加工表面処理の幅を広げる新サービスの発表

切削加工の表面処理範囲が拡大



機械部品調達を効率化するAIプラットフォーム「meviy(メビー)」を提供する株式会社ミスミグループ本社は、2025年12月15日より、切削加工における表面処理の対応範囲を増やす新サービスを発表しました。この新しい取り組みにより、設計者のニーズに応える多様な機能性部品の調達が可能となります。

新たな表面処理の選択肢


今回のサービス強化で、特に注目されるのは以下の表面処理の追加です。プリハードン鋼(NAK材)では、サビや摩耗を防ぐ「四三酸化鉄皮膜」、耐摩耗性や耐食性を向上させる「無電解ニッケル」など、全6種類の表面処理が選択可能になりました。また、ステンレス材(SUS材)においては、「低温黒色クロム」が新たに対応することにより、特に電機や光学機器分野で求められる機能が充実しています。

このように多様な処理を選べることで、耐摩耗性や耐食性、さらには光の反射を抑えるといった特性を持つ部品を簡単に調達できるようになり、これまで以上に高度な機能性を求められる現場において大きな影響を与えることでしょう。

製造現場の進化


製造業界では、装置の高機能化と多様化が進んでおり、機械部品の耐久性と外観が求められています。この背景には、プリハードン鋼(NAK材)が金型や治具などの材料として広く使われていることなどが影響しており、その強度に加え耐摩耗性や腐食への対策が必須となっています。さらに、電機・光学機器の分野では、ステンレス材(SUS材)が腐食に強いだけでなく、光を反射させない艶消しの面が重要になってきています。

顧客ニーズへの対応


今回の表面処理追加は、こうした年代を反映した対応であり、ユーザーが求める多様なニーズに応えるものです。NAK材に施される処理は、サビ止めや腐食防止機能を強化し、またステンレス材での低温黒色クロムは特に電機産業での需要が高まっています。これにより、設計者はmeviyを通じて、手軽にかつ高機能な部品を一括で調達することが可能となります。

今後の取り組み


これからもミスミは、IA(インダストリアル・オートメーション)産業のお客様に対して、時間の価値を提供し、生産性の向上に貢献する取り組みを続けていきます。また、お客様の声を取り入れ、サービスをさらに向上させていくことで、より便利な製品調達を目指します。

まとめ


ミスミグループは、デジタル技術を駆使して製造プロセスを革新し続けています。これまでに数々の便利なサービスを展開し、企業の生産性向上に寄与しており、「meviy」というサービスもその一環です。部品調達に関する非効率を解消し、設計から発注までオンラインで完結できる体制を構築しています。これからも、ユーザーが求める最適なサービスを提供し続けたいと考えています。


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会社情報

会社名
株式会社ミスミグループ本社
住所
東京都千代田区九段南1丁目6番5号九段会館テラス
電話番号
03-6777-7502

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