岡山大学が未来への思いを届ける「タイムカプセル郵便」封入式典を開催

岡山大学が未来へ届くメッセージを発信

2024年11月27日、岡山大学の津島キャンパスにて「タイムカプセル郵便」の封入式典が行われました。このイベントは、岡山大学創立75周年を記念する「タイムカプセル郵便」に続くもので、参加者が未来の自分や大切な人に思いを込めたハガキを封入しました。

タイムカプセル郵便とは？

「タイムカプセル郵便」とは、参加者が自分の未来や大切な人へのメッセージを書き、それをタイムカプセルに封入するプロジェクトです。今回の式典では、5年後、10年後、15年後に開封されるメッセージが約1300枚集まりました。

開式の挨拶とその意義

式典は、岡山大学の三村由香里理事による開式の挨拶から始まりました。ここでは、参加者にこのプロジェクトの意義や目的が説明され、多くの人々が熱心に耳を傾けました。三村理事は、未来に向けた思いを大切にし、それを形にすることの重要性を強調しました。

学長からのメッセージと封入作業

その後、岡山大学の那須保友学長が登壇し、大学の未来に対する期待と、「タイムカプセル郵便」に込められた願いについて述べました。多くの参加者がそれぞれのハガキに思いを込めた後、那須学長と三村理事が一緒に、そのメッセージをタイムカプセルに慎重に封入しました。鹿田町の静寂の中、参加者全員がその瞬間を見守り、感動の波が会場を包みました。

特別な瞬間と未来への期待

式典のクライマックスでは、タイムカプセルの上ぶたを閉じる瞬間が訪れました。この特別な瞬間に、参加者や参列者は笑顔で記念撮影を行い、未来に対する期待感が会場全体に広がりました。これからの大学の発展を願うメッセージは、100周年の2026年に開封される予定です。

展示と地域への期待

封入されたタイムカプセルは、館内に展示される予定で、地域住民や学生にとって特別なシンボルとなるでしょう。今回の式典は、岡山大学の過去の歴史を振り返りながら、新たな未来への希望を込めた重要なイベントでした。タイムカプセルが開かれる日、今の私たちの思いがどのように受け取られるのか、参加者皆がその日を楽しみに待っています。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の取り組みには今後も注目が集まります。