ABLab設立の意義
2019-12-04 14:30:07
宇宙ビジネスの新潮流!一般社団法人ABLabが設立される意義とは
宇宙ビジネスの新たな一歩を踏み出すABLabの設立
近年、宇宙市場の拡大が注目を集める中、一般社団法人ABLabが設立され、より多くの人々が宇宙ビジネスにアクセスできる環境が整いつつあります。この新しい取り組みは、異業種からの人材が集まる多様なコミュニティを強化し、宇宙ビジネスの発展を促しています。
ABLabとは何か?
ABLabは、2018年に設立された宇宙ビジネスに関心を持つ人々が集うコミュニティです。構成員は異業種の専門家や学生など多岐にわたり、オンラインを通じて情報交換を行い、勉強会やイベントを企画しています。コミュニティの運営には、株式会社CAMPFIREが携わっており、現在約70名の有料会員が活躍しています。
設立の背景
宇宙産業は全球的な成長を見せていますが、日本においては民間企業が官需に依存している状態が続いていました。これを打破するために日本政府は「宇宙産業ビジョン2030」を策定し、2030年には市場規模を約2倍にする目標を掲げています。ABLabはこうした国の取り組みを背景に、宇宙ビジネスに関わる人々のコラボレーションを促進する場として設立されました。
ABLabの活動内容
ABLabは主に3つの活動を行っています。
1つ目は、FacebookやSlack、ZoomなどのITツールを利用したオンライン交流です。メンバー間での情報交換が常時行われ、意見やアイデアの共有が活発に行われています。
2つ目は、月に1回以上開催される勉強会です。外部の専門家を招いたり、会員同士の知見を共有することで、宇宙ビジネスに関する知識を深めています。
3つ目は各種プロジェクト活動です。現在15以上のプロジェクトが進行中で、会員は参加したいプロジェクトに自由に関わることができます。たとえば、月面探査を目指す「YAOKIプロジェクト」や、宇宙関連のアパレルブランド立ち上げを目指す活動など、多様なテーマが用意されています。
ABLabの実績
ABLabは設立以来、数々の成果を上げてきました。2019年には内閣府主催の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster」で「SEESE from ABLab」としてJAXA賞を受賞し、宇宙ビジネスの重要性を広く知らしめました。また、FMフジの番組「ABLabの、宇宙に挑め!」では毎月の情報発信を続けており、一般向けの交流イベント「Cafe & Bar 流れ星」も開催されています。
新たな参加者を募集
ABLabでは個人会員の募集も行っており、参加したいと思った人は「CAMPFIRE Community」にてパトロンになることで加入できます。ただし、定員があるため満員の場合は次回の募集までお待ちいただくことになります。社会人は月会費5,000円程度、学生は3,000円程度が必要で、それぞれ宇宙ビジネスに携わるチャンスを得ることができます。
代表と顧問のプロフィール
ABLabの代表理事である伊藤真之氏は、元々ITソフトウェアの販売とサポートに従事し、副業として宇宙ビジネスに関わっています。彼は「地球上のすべての業界を宇宙産業に巻き込む」という夢を持って、ABLabを立ち上げました。また、顧問にはNASAの研究員である小野雅裕氏が名を連れており、彼の豊富な宇宙関連の知識がABLabの活動に大きく寄与しています。
まとめ
ABLabは宇宙ビジネスに興味を持つ人々が集い、自身の可能性を広げるための重要なプラットフォームです。この取り組みを通じて、多くのイノベーションが生まれ、宇宙産業への新たな一歩が踏み出されることが期待されます。宇宙ビジネスの未来を共に築いていきましょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人ABLab
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町3-3-9日本橋アイティビル3階
- 電話番号
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