カワサキモータース、新機能を追加してライダー体験を進化
横浜に拠点を置くカワサキモータース株式会社が、HERE Technologiesとの提携を発表し、同社のモバイルアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」に新たなナビゲーション機能が追加されました。この取り組みにより、ライダーはより快適で充実した走行体験を享受することができるようになります。
「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」はBluetoothを通じてスマートフォンとモーターサイクルを接続し、様々な機能を提供するカワサキオリジナルのアプリです。このアプリは2019年モデルのバイクを皮切りに、全世界のユーザーのニーズに応じて進化してきました。
新たに統合されたHERE SDK Navigate Editionでは、モーターサイクル用にデザインされたターンバイターンナビゲーションが提供されます。これにより、メーターに明確で正確な経路情報が表示され、ライダーは目的地にスムーズに到達できるようになります。また、ヘッドセットを通じて提供される音声ガイドも、ハンズフリーの利便性を確保し、運転中の安全性を向上させます。
カワサキモータース株式会社のコネクティッド推進部部長、中村崇嗣氏は「モーターサイクル市場が急速に進化する中で、ライダーの期待も高まっています。HERE Technologiesの高性能なナビゲーション機能の採用により、直感的な操作と信頼性の高いナビゲーションを提供し、ライダーの満足度をさらに向上させていきます」と語ります。
一方、HERE Technologiesの副社長でアジア太平洋地域担当のDeon Newman氏は、「カワサキとのコラボレーションによって、当社の先進的なナビゲーション機能がライダー体験を向上させたことを嬉しく思います。この取り組みを通じて、あらゆる移動体にロケーションインテリジェンスが欠かせないものとなり、よりスマートな走行をサポートすることが目指されています」と述べています。
この様に、HERE Technologiesは約40年の歴史を持ち、地図及び位置情報技術のパイオニアとして業界の最前線に立っています。同社の技術は自律運転やシームレスな物流など様々な分野で応用されており、世界中の企業や組織に利用されています。さらに、HEREは、データ管理と個人情報保護を適切に行いながら、顧客がイノベーションを起こせる環境を提供しています。
注: これらの機能は特定の国や地域において、適切なライセンスを所持しているユーザーのみが利用できる場合があります。
この新たな提携により、カワサキモータースはライダーの満足度向上を図り、今後も進化を続けていく所存です。