CODATUMとNRIデジタルが提携
株式会社CODATUM(東京都中央区、代表取締役CEO:柴山直樹)は、NRIデジタル株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:雨宮正和)との間で次世代BIツール「Codatum(コダタム)」に関する販売パートナー契約を締結しました。
この提携により、CODATUMはNRIデジタルの顧客基盤や幅広い業界専門知識を活用して、データ活用の進展を加速させることを目指します。次世代BIツール「Codatum」は、特にデータ駆動型の経営戦略を構築していく上で重要な役割を果たすことが期待されています。
Codatumの特徴と利点
Codatumは、SQLを使いこなすことでユーザーが直感的に複雑なデータの操作を行えるように設計されています。特筆すべきは、Google BigQuery™を利用した高いスケーラビリティとスピードの提供です。また、リアルタイムでの共同編集機能や強力なセキュリティ管理が備わっており、AIを活用した分析アシスタントも完備されています。これにより、企業のデータ利用を革新し、より効率的な意思決定を実現します。
NRIデジタルのDX企画プロデューサー、吉田純一氏は、「現場でのデータ活用を促進するためにダッシュボードを開発すると、データ基盤内の構造が複雑となり維持保守の効率が悪くなるという課題があった。しかしCodatumは、BigQueryとのシームレスな連携により柔軟な分析環境を実現し、ナレッジの共有から事業部門へのレポーティングまでを効率化する」と述べています。
この提携の背景
NRIデジタルは、2016年に設立された野村総合研究所のグループ企業で、デジタルビジネスを専門に手がけています。コンサルティングとソリューションに特化した専門家が、顧客とともに問題を解決していくスタイルで、デジタルリンクの戦略、先端ITソリューションの選定や構築、ビジネス実行支援など、トータルなサービスを提供しています。
一方、CODATUMは「ソフトウェアとデータの無限の可能性とスピードを引き出す」というミッションを持つスタートアップで、データ分析に特化したツールを開発することで、企業がデータの活用を最大限にすることを目指しています。先行して開発されたCXプラットフォーム「KARTE」シリーズからスピンアウトし、2023年10月に設立されました。
Codatumがもたらす未来
企業におけるデータ活用の重要性が高まる中、Codatumはその解決策として注目されています。エンジニアやデータ分析の専門家が直感的に操作できるインターフェースを持ち、データをスポットで利用できることから、企業内部での迅速な情報共有や意思決定を促進します。さらに、リアルタイムのコラボレーションや高度な可視化機能により、チーム全体がデータに基づいて動くことが可能になります。
現状では無料で試すことができるPersonalプランも用意されており、早期アクセスプログラムでは多様な機能を6ヶ月間無償で提供するキャンペーンも行われています。
まとめ
CODATUMとNRIデジタルの提携は、多くの企業にデータドリブン経営の実現をむけた新たなソリューションを提供することを意味します。今後の展開に注目が集まります。データの新たな可能性を追求するCodatumの活躍に期待が寄せられています。