全国ご当地おかず大全の魅力に迫る
2024年10月2日、辰巳出版から新たに登場したムック『日本ご当地おかず大全』が注目を集めています。この書籍は、全国各地のユニークで美味しいおかずを400種類以上収録した、食文化の宝庫です。「ご当地」のおかずとは、その地域に根付いた特色を持つ食べ物で、地元のスーパーなどで日常的に手に入る一品たちが中心となっています。
ご当地おかずの多彩なラインナップ
本書では、練り物や漬物、缶詰、瓶詰、乾物、レトルト食品、調味料、ごはんのお供に至るまで、様々なジャンルのおかずが掲載されています。主に地元で親しまれ、普段の食卓に欠かせない食品をジャンルと地域ごとに分類し、それぞれの特徴を紹介しています。
特に目を引くのは、巻頭特集である「ご当地朝ごはん」。地域ごとの朝食文化を知ることで、各地のおかずがどのように食卓に登場するのかを垣間見ることができます。
ノスタルジックなパッケージデザイン
さらに、多くのおかずにはノスタルジックなパッケージデザインが施されており、見るだけでも心温まるものがあります。それぞれが地域に根付いた食文化を象徴していて、時代を超えて引き継がれてきた連続性を感じられることでしょう。大切にされている地元の味を、ぜひ手に取って確かめてみてください。
知られざる逸品も続々
この書籍には、全国的にはあまり知られていない、地域独自の逸品も多く掲載されています。例えば、メディアで取り上げられ、多くのファンを持つ商品から、地元の人々によって親しみを込められた隠れた名物まで、ページをめくるごとに新たな発見があります。
著者の菅原佳己氏
本書の著者はスーパーマーケット研究家の菅原佳己氏です。彼は2012年に刊行した書籍『日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品』で知られ、以降、メディアへの出演や講演を通じて、全国の美味しいご当地食品の魅力を広めています。また、2019年には「全国ご当地スーパー協会」を設立し、その活動を通じて地域の食文化の発掘に尽力しています。
菅原氏は、「ご当地スーパーブーム」の火付け役としても知られており、彼の知見を元にした今回のムックは、食文化の深い理解を促してくれるものとなっています。
書籍概要
書籍の形式はA5判、全160ページのオールカラー、定価は1,650円(本体1,500円+税10%)。この価格で400種を超える情報を手に入れることができるのは、大変お得な買い物です。
本書は、食文化に興味のある方々だけでなく、全国の郷土料理を楽しみたいすべての食べ物好きにとって、手元に置いておきたい一冊です。