オフサイトPPAの導入
2025-08-07 11:42:59

脱炭素社会へ向けた新たな一歩!オフサイトPPAの導入

脱炭素社会へ向けた新たな一歩!オフサイトPPAの導入



オフサイトコーポレートPPAとは



最近、企業の持続可能性が重視される中、オフサイトコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)が注目を集めています。これは、企業が発電事業者から再生可能エネルギーを直接購入する仕組みで、固定価格で電力を調達できる方法です。特に、再生可能エネルギーの導入を進めたい企業にとって、コストを抑えつつ持続可能なエネルギーを確保できる貴重な手段と言えます。

ミツウロコヴェッセルと丸井の提携



東京都中央区に本社を置く株式会社ミツウロコヴェッセル(MV)と、東京都中野区に本社を置く株式会社丸井は、オフサイトPPAを活用し、再生可能エネルギーを使用する新たな取り組みを開始しました。この事業では、MVが開発した新しい太陽光発電所で生成される電力が、丸井が運営する東京都内の施設に供給されます。

具体的には、MVが発電した追加的な電力とその環境価値が、ミツウロコグリーンエネルギー(MGE)を介して丸井に届けられます。さらに、電力が不足する場合には、MGEが提供する「ミツウロコグリーンプラン」を利用することで、丸井の施設で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを可能にします。この取り組みを通じて、CO₂排出量をゼロにすることを目指しています。

経済産業省の支援も受けて



このプロジェクトは経済産業省の「令和5年度補正予算需要家主導型太陽光発電導入支援事業」に選定されました。政府の支援を受けながら、再生可能エネルギーの導入拡大を進め、企業の持続可能性向上と脱炭素社会の実現に寄与することが期待されます。

各社の取り組み



ミツウロコヴェッセルの取り組み



ミツウロコヴェッセルは、サステナビリティ経営の観点から再生可能エネルギーの導入に力を注いでいます。特に、オフサイトコーポレートPPAを通じた太陽光発電への投資を積極的に行っており、再エネ分野の拡大に注力しています。このような取り組みは、企業グループ全体のシナジーを生かし、互いに関連したビジネスを展開することを可能にします。

丸井グループの挑戦



丸井グループは2024年から、脱炭素社会の実現に向けた「インパクト」の重要項目に取り組んでいます。2030年度までに、グループ全体の事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーにしていくことを目指し、マルイ店舗においても再生可能エネルギーの導入を進めています。また、エポスカード会員に対しても再生可能エネルギーの選択を推奨するなど、顧客と共にCO₂排出量削減に取り組んでいます。

ミツウロコグリーンエネルギーの役割



MGEは国内に5ヵ所の再エネ発電所を持ち、変動する再エネの供給を安定させるためのさまざまなサービスを提供しています。再エネ発電の予測や需給調整のサポートを通じて、環境経営に取り組む企業を支援することに力を入れています。今後は、分散エネルギーリソースを活用するビジネスモデルへの参画を目指し、さらなる再エネ普及に向けた努力を続けていくことが期待されています。

まとめ



ミツウロコヴェッセル、丸井、およびミツウロコグリーンエネルギーは、脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みを強化しています。オフサイトコーポレートPPAの導入により、企業が持続可能な電力を利用する道筋を拓き、その結果として社会全体の環境負荷を軽減することが期待されています。今後の進展からも目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ミツウロコグループホールディングス
住所
東京都中央区京橋三丁目1番1号東京スクエアガーデン8F
電話番号
03-3275-6300

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