クラブツーリズム、二冠達成の喜び
クラブツーリズム株式会社は、2025年に実施された「ツアーグランプリ2025」で見事に「観光庁長官賞 国内旅行部門」と「優秀賞 海外旅行部門」を受賞しました。この受賞は、国内外旅行のさらなる魅力を引き出すツアーへの高い評価を示しています。
国内旅行部門の受賞作品
受賞したツアーは、装飾タイルの魅力をじっくりと味わえる「マジョリカタイルの聖地、船岡温泉を巡る2日間」のプランです。この企画は、タイルマニアの心をつかむために、一般には公開されていない場所の見学を可能にした新たなアプローチです。著名なタイル専門書の出版社である書肆侃侃房社の協力を得て、著者が同行し、参加者と直接触れ合う機会を設けました。
加えて、国内のタイル文化を再発見し、それによって維持困難な歴史的建造物を保護する試みも行われています。タイルを通じて、参加者はその文化的価値に気付き、地域経済にも寄与するような工夫がなされています。このような「テーマのある旅」は、細分化する趣味の多様性に応え、新たな旅行ジャンルを開拓しました。これにより、次のツアー企画も予定されており、さらなる展開が期待されています。
海外旅行部門の受賞作品
次に、「優秀賞 海外旅行部門」を受賞したのは『燃油サーチャージ不要、スリランカ7日間の文化体験ツアー』です。このツアーは、2019年以降の厳しい状況を経て、安全確認と本物志向を重視し、現地の熱帯建築家が設計したホテルに宿泊し、スリランカの魅力を体感する内容となっています。
地元人の観光復活への熱い想いに支えられたこの企画は、参加者が本格的な文化体験を通じてスリランカの深い魅力を知るきっかけを提供しています。また、ツアーのプロモーションとして行ったYouTubeでの情報発信も話題を呼び、視聴者数は約5,500回に達しました。このように、クラブツーリズムは旅行を通じて国際交流の懸け橋を作り上げています。
今後の展望
受賞を受けて、クラブツーリズムの企画担当者は、今後も「装飾タイル」やスリランカの魅力を広める努力を続け、より多くの人々に感動を与える旅作りを推進すると語っています。旅を通じて深まる絆、未知の発見がある旅、そして感動の瞬間を提供できるよう精進していくとのことです。
全体として、今回の受賞は、両支店の持つ企画力とマーケティング力が高く評価された結果であり、今後のさらなる成功につながることでしょう。多様化するニーズに応えるテーマ旅行の開発が続くクラブツーリズムから、目が離せません。