コントレアが武田病院グループにMediOSを導入
医療者と患者のコミュニケーションを促進することで知られる
Contrea株式会社は、先日武田病院グループの医仁会武田総合病院と康生会武田病院に、自社の医療連携システム『
MediOS』の導入を発表しました。
武田病院グループの概要
武田病院グループは、京都府に位置する9つの病院と医療・福祉サービスを運営しており、地域の健康維持に大きく貢献しています。このグループの中核を成す医仁会武田総合病院は、25の診療科目と21の専門外来を備えた、地域で最も規模の大きな総合病院の一つです。さらに、夜間も救急医療体制を整えており、高度な医療の提供に力を入れています。
康生会武田病院も同様に、循環器内科などを専門とし、救急救命医療に特化した病院として地域医療を支えています。
導入の背景
これまで武田病院では、業務の効率化と説明業務の改善に取り組んできましたが、その効果が見られないという課題に直面していました。さらに、2024年4月から施行される医師の働き方改革に向けた準備が求められる中、動画を使用した説明業務を内製化する方法を模索していたものの、現場の負担が重く、実現が困難でした。そこで、病院経営の視点から、短期間での改善と持続可能な投資効果が見込まれるMediOSの導入を決定しました。
MediOSの導入により、業務の効率化が進み、医療スタッフの負担も軽減され、全体のサービス向上が期待されています。
病院スタッフのコメント
武田病院グループ本部 医療情報管理部 部長 大木達雄氏
「MediOSを導入することで、医療現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速できると思います。患者様とのコミュニケーションがより質の高いものになることで、医療の安全性も向上し、満足度の高い医療サービスを提供できるよう努めてまいります。」
医仁会武田総合病院 副看護部長 藤川忍氏
「1日約30名様の説明業務を担っており、待ち時間が発生することに心を痛めていました。このシステムの導入で、患者さんの待ち時間を有効に活用でき、よりパーソナルなサポートが可能になります。」
康生会武田病院 副看護部長 大島恭子氏
「入院業務は多職種が連携していますが、入院説明にかかる時間が長くなることが多々ありました。MediOSの導入により、説明業務が効率化されることで、患者様の不安を軽減できると期待しています。」
MediOSの特徴
MediOSでは、医師や看護師が行う術前や検査の説明を動画化した「MediOS説明支援」、電子的に同意書を管理できる「MediOS電子同意書」、カルテへの簡便な記入を実現する「MediOSアナムネ/問診票」などの機能が提供されています。これにより、大学病院から地域の診療所まで、幅広い医療機関での導入が進んでいます。
お問い合わせ
MediOSに関する詳細や導入希望の方は、公式サイトからのお問い合わせをお待ちしております。
コントレア公式サイト